水曜どうでしょう“生き地獄”の歴史と各地の名物

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旅番組「水曜どうでしょう」では、一部ディレクターの嗜好もあり、旅の道中ことあるごとに各地の名物(郷土菓子)が紹介されてきました。

しかし、その際主役となるのは、些細なことから番組上“甘い物好き”というキャラクターに仕立て上げられてしまった本当は甘い物が苦手な鈴井さん(ミスター)。甘い甘い名物達は、時間が無い行程の中でも気づけば調達されており、諦めたミスターは勧められるがままにひたすらそれらを口へと押し込んでいきます。

番組ではその様子を“生き地獄”と称し、放送序盤の2年間、後に“早食い対決”へと移行するまでは定番シーンとなりました。

【特集】“甘いもの早食い対決”の戦歴と種目

男が大嫌いな甘いお菓子に苦しみ悶え、時に発言も許されないまま憔悴していく様を観察するという、旅番組の常識では考えられない手法で紹介されてきた各地の郷土菓子。

このページでは、そんな「水曜どうでしょう」でミスターが経験した“生き地獄”の歴史とそれに登場した名物を特集しています。

“生き地獄”における重要品目6選

“生き地獄”に登場する品物は、総じて藤村ディレクターの好物である主にあんこ系の餅・まんじゅう・団子に偏ります。そして同時に、それらはミスターが最も不得意とする類い。

以下、各地の郷土菓子の中でも、特にミスターを阿鼻叫喚の地獄へといざなった選りすぐりの甘味名物6品とその登場企画をご紹介します。

各個別のページには、より詳細な情報を掲載しています。

1. ずんだ餅

黄緑色の枝豆あんが特徴の宮城県仙台名物。

独特の色味と甘さが幾度となくミスターを苦しめた郷土餅菓子の代表格。

2度目の登場の際は、大泉さんにより“ずんだ餅プラスチック爆弾”と表現されている。

また、魔神・藤村Dの大好物の筆頭でもあり、後に始まる“早食い対決”においても引き続きその存在感を見せつけていく。

登場する企画

ずんだ餅

2. 赤福

(あかふく)

これまた全国的に有名な三重県伊勢名物の餅菓子。

一面に塗られたこしあんは、伊勢神宮神域を流れる五十鈴川のせせらぎを表現しているという。

ずんだ餅と共にミスターの天敵のひとつであり、当人は後に“赤福とずんだは僕にとっては2トップ”と発言している。

登場する企画

・赤福 公式サイト:https://www.akafuku.co.jp/

赤福

3. 郭公だんご

(かっこうだんご)

“空飛ぶだんご”として知られ、番組でも大きなインパクトを残した岩手県一関市の景勝地「厳美渓」の名物団子。

企画の趣旨そっちのけで鈴井隊長が対岸の狙撃手と対峙し、計14発を被弾して“戦死”。

大泉さんも“流れ弾”を1発受けている。

登場する企画

  • 桜前線捕獲大作戦

    (岩手県一関市へ進軍後、ローラー作戦にて「厳美渓」へ)

    「だんごが飛んでくるらしいんです」「なんだと!」「まさに“食い”止めるよ」「神経ガスか?」

  • 東北2泊3日生き地獄ツアーでは出演者2人がだんご屋のおばさんに変装し、ツアー客を狙う狙撃手となった。

郭公だんご

4. きびだんご

“生き地獄”シーンのそもそものきっかけとなった岡山県の定番みやげ菓子。

電車内で大泉さんから差し出され、当時機嫌を損ねていたミスターは、その場の流れで1つ食べて“御満悦”に。

それ以来、鈴井さんは番組内では“甘い物好き”というキャラに仕立て上げられてしまう。

登場する企画

きびだんご

5. 好圓堂

(ホウォンダン/호원당)

伝統菓子を揃える韓国の老舗菓子店。

番組初めての“生き地獄”シーンとなった。

登場する企画

  • 韓国食い道楽サイコロの旅

    (土曜・朝食の選択で「深夜ポス」に乗って訪れ、“全員食える。”)

    「たまらないなぁもう、甘党のボクとしては」「おいしいねぇお菓子は…」「砂糖がビッシリ!」

好圓堂(ホウォンダン)

6. もみじ饅頭

(もみじまんじゅう)

“生き地獄”シーンが最も表現された品と言っても過言ではない、広島を代表する土産菓子。

ミスターは、大好物であるカキの弁当を隣で美味そうに頬張る大泉さんを目の当たりにしながら“もみじ幕の内”(24個入り)を喰らわされていくという、まさに生き地獄を味わう。

これより、ミスターにはついに幻覚の症状が現れ始める。

登場する企画

  • サイコロ4~日本列島完全制覇~

    (第2の選択で広島一泊後、新幹線ひかり車内での朝食)

    「かきめし食えばいいのに」「…そよ風がねぇ」「もうもう、しゃべっちゃダメだミスターね」

もみじ饅頭

“生き地獄”の歴史(一覧)

ここからは、“生き地獄”やそれに準ずるシーンの歴史を企画順にまとめ一覧にしています。

セリフや表現はDVD版からのものとなります。

詳細情報は各リンク先の個別ページをご覧下さい。

1996.11

サイコロ2~西日本完全制覇~
きびだんご

快速「マリンライナー」車内で鈴井さんの機嫌を取るために差し出され、“生き地獄”シーンの発端となる

「先生がですね、吉備だんごに目がないことを我々知ってございます」

1997.03

サイコロ3~西日本完全制覇~前編
八ツ橋

特急「スーパー雷鳥サンダーバード27号」車内で出演陣の機嫌を取るために差し出される

「こういう物に僕弱いから」

1997.06

韓国食い道楽サイコロの旅
韓国菓子
好圓堂

“鈴井先生 生き地獄”

初めて“生き地獄”という表現が使われる

「おいしいねぇお菓子は…」

1997.06

北海道212市町村カントリーサインの旅
大沼だんご
(沼の家)

“ミスター生き地獄”

“箍(たが)のはずれきった後半の展開”での大沼公園にて

「あんこはもう大好きだから」「コメントいらない!」

1997.08

ヨーロッパ21ヵ国完全制覇
ベルギー菓子
(チョコレート・マジパン・ワッフル)

“ミスター生き地獄”

ベルギー・ブルージュにてお菓子三昧

「頼むから使ってよぉ」「甘いよぉこれは」

とても甘いケーキ

“飛んで火に入る” “ミスター生き地獄”

スイス・マイエンフェルト市街地の「ベーカリーカフェ(Bäckerei Cafe)」にておやつを購入

「甘いねぇ」「甘いっていったらもうあの人…」

1997.11

サイコロ4~日本列島完全制覇~
もみじ饅頭

“ミスター生き地獄”

新幹線ひかり車内で朝食の“もみじ幕の内”

大泉さんは隣でしゃもじかきめし

「もうもう、しゃべっちゃダメだミスターね」

赤福

“ミスター生き地獄”

伊勢神宮」に訪れたついでに赤福本店にて朝食

「死んじゃっちゃおもしろくない」

ずんだ餅

“ミスター生き地獄” “甘味自殺” “ミスター自害”

東北新幹線「やまびこ」車内で犬死に

「大泉洋、あとは頼んだぞ」

1998.04

桜前線捕獲大作戦

(1998.12には東北2泊3日生き地獄ツアーを企画)

ずんだ餅

“ミスター生き地獄”

高速陸上輸送列車「Max」(東北新幹線「やまびこ」)車内で食料班からの配給

大泉さんは隣で牛たん弁当

「中身が間違えてるかなぁ?」

郭公だんご

“ミスター生き地獄” “ミスター戦死”

厳美渓にて対岸からの狙撃手の弾を受ける

「まさに“食い”止めるよ」

ごま摺り団子
(松栄堂)

冷凍品だった為、出番なし

巨大だんご
鬼の茶屋

“ミスター戦死”

1日10皿限定

営業時間にも間に合う

「あそうですか」「まだあるんですね」「高速で行こう」

1998.05

十勝二十番勝負
六花亭

“人格崩壊” “ミスター自害”

緑ヶ丘公園グリーンパークの長いベンチで帯広市のオススメと対峙

初めての後頭部の痛み、そして涙

「よかったonちゃん居てくれて」「辛気臭いんだよ…」

1998.06

香港大観光旅行
漢方薬入りゼリー
糖朝

朝粥の後のデザート

本来の甘味攻め“生き地獄”とは異なるが、次第にミスターに漢方の効果が表れ始める

「ハハハ…」「また笑い出したよ」「漢方は効くねぇ」

1998.11

日本全国絵ハガキの旅
生大福
(いさごや)

“名物ご紹介”

上越新幹線「たにがわ438号」車内

「誰がひとりで食べろっつったの?」「あやまれよ」

八ツ橋

“名物ご紹介”

特急「スーパー雷鳥11号」車内

皮のみの生八つ橋だったが“激甘”のおしるこで結局アンコを補充

「つぶたっぷり」「ごめん…間違えた」

まとめ

以上、このページでは「水曜どうでしょう」でミスターが経験した“生き地獄”の歴史とそれに登場した名物を紹介しました。

番組では、“生き地獄”と称されるこのシーンは国内外を問わず行われ、やがて“早食い対決”という新たな地獄へと転換していきます。

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