志戸桶キャンプ場

しとおけキャンプじょう

カテゴリ:宿/ホテル

場所:鹿児島県

※閉鎖


【喜界島リヤカー】

水曜どうでしょう」が宿泊した「志戸桶キャンプ場」についての情報ページです。

基本情報から番組での宿泊シーンまでを詳しく紹介しています。

「志戸桶キャンプ場」の基本情報

志戸桶キャンプ場」は、鹿児島県、喜界島にあった無料のキャンプ場。

島北部の海辺に位置する木々に囲まれたエリアだが、現在キャンプ場としての整備は行われていない。

「水曜どうでしょう」では...

  • 【喜界島リヤカー】にてテント泊、4人は9ヵ月間の空白を埋め“団結”を深めていった。
  • 番組では“名もなきキャンプ場”として扱われている。

「水曜どうでしょう」での宿泊シーン詳細

リヤカーで喜界島一周

約半年間の番組休止期間を経て、ばらばらだった4人が再び一致団結するための復帰第一作。

助け合いの秘密兵器「リヤカー(山田君)」を引き、鹿児島県・喜界島を徒歩で一周して文字通り“輪”を作る。

羽田東急ホテル4人部屋での企画発表時、背後の仮設ベッドに置かれた過去の企画にも登場し“死体”と呼ばれているという長いバッグが一際目を引いていた。

「おうおうちょっと待て待て待て…」「いい宿泊めろ バカ野郎
そん中見てみろ テント入ってる


島での初日はあっさり「喜界第一ホテル」に引き返したが、2日目はいよいよ出番がやって来る。

4人は山田君を引き、人気(ひとけ)も看板も照明も無いキャンプ場に到着。

キャンプマスター藤村Dの名物となった一声で、4人と山田君のキャンプ地が決まった。

「名前も無しかいこのキャンプ場…」「うっそうとしてますなぁ」「お仲間もひと組も…」
ここをキャンプ地とする!
「これだけ空いてるキャンプ場なんてめったにないですよ」「穴場です…」
「オオゴマダラをこんな間近で見れる…」「是非このキャンプ場の名前を知りたいなぁ」

喜界島以南に生息する日本では最大級の蝶「オオゴマダラ」を発見し、柳生さん登場。

夜に向けてはキャンプマスターの指導のもとキャンプファイヤーを焚き、大泉さんは魚肉ソーセージを男らしく炙って食していた。

「キャンプの醍醐味ですなぁ…」「まだだこんにゃろう
「ほら歌いなさいよ」「ギター持ってきてないの?」
この火を絶やすな」「復活の火」「二度とこの火をもう消すことはないよ」

4人は火を囲んでひとつの“輪”を作り、夕方から6時間もの間語り合ってキャンプ場内の枯れ木を使い果たしたという。

そしてあらかじめ設営しておいたテントに4人全員で移る。

(※ヨーロッパ・リベンジでのドイツの道ばたでは、ディレクターが2人で使用していた藤村D私物のテント)

「こんなに喋ったことはないですね我々」「今回の目的は、団結
「まだまだ語り尽くせないことが…」「まだまだ藤村さんの大学時代の恋の話をね」
「…レンズくもってきたぞ」「やっぱり僕らの熱気」「僕らのっていうかおまえのだろぉ」「なっ…なんかやっぱりちょっと息苦しいよぉ」「いくぶん 息苦しいねぇ」「ミスターのあの頭の位置…」
「ただ今回は…」「これが大泉さん思い出してくれどうでしょう

羽田東急ホテルの4人部屋に始まり、喜界島では狭いテントの中で身を寄せ合って一夜を過ごそうというどうでしょう班。

1月とは言えど暖かい南の島だと踏んでいた彼らだったが、到着初日から予想外の寒さを実感していた。

シュラフ(寝袋)はまたもやディレクター陣の分のみで、出演者2人は前夜に宿泊した喜界第一ホテルから急遽借りていた毛布に身を包んだ。

「きのうと同じ毛布」「それもねぇキミあのホテルだから毛布を気軽にね…」
「ドイツでも分かるようにね…」「黙って死んでいくぞ」「大丈夫だよ」「暑いぞこれ逆に!」
「じゃ今日はこのへんで…」「9ヵ月の穴をどんどん埋めてきますから」「ここからはごめんなさい、どうでしょう班だけにしてもらっていいかな視聴者の皆さん」

外は雨が降り始めていた。

4人は9ヵ月間というロケのブランクを埋めて“団結”をより強めようと、狭くて暑苦しいテントの中で消灯後もしばらく寝ずに語り合っていた。

「キミ…もっと下がれないかい?「嬉野くんもうちょっと向こう行けるだろ?」「機材 機材 うるさいんだよ」
「寝返り打つときは鈴井さんから順番だぞ」「まだキミの隣はテントだからいいよ、オレのなんかデブだぞ」「デブでヒゲだよぉ」「最悪だよ」
「叩いたか!キミ」「この!狭い!テント内でキミついに 暴力を」「冗談じゃないよ」
「…キミなぁ隣はデブだっつったけどさぁ…僕の隣ブリーフだぞ」「嬉野くん、マナーだよ最低の」

腕も下ろせないようなすし詰め状態の中で、大泉さんの語りはこの復帰第一作のロケ自体にも触れる。

企画した当人のミスターは隣でテントに身体を密着させ、静かに聞いていた。

「もっといい島あるだろう?」
「輪を書く必要あんのかい?」「ミスターに言いなさいよそれ」
「…」「死んでんじゃねぇか?
「死んでくれたら死んでくれた方がいいよ…広くなるだろ」
「絶対死ぬな…死んだら外出されて終わりだよミスター」

こうして1つテントの下、必死で寝返りを打ちながら、彼らは絆をさらに深めていった。

「寒かったです」
「やっぱり寒かったっつってんだろ」「寒かったんだぁやっぱり おまえらぁ
「下マット敷いてるじゃないですか…」「めくれて無いんですよ…みらさんがいっちゃって…」
「そしてもうギトギトじゃないか我々4人とも」「嬉野くんもう…」「髪の毛とかてっかテカだぞ」

翌日の3日目は悪天候の中、4人はいよいよ喜界島一周の達成に向けて山田君を連れて歩き出す。

※水曜どうでしょうDVD第21弾「リヤカーで喜界島一周/釣りバカ対決!わかさぎ釣り2/水曜どうでしょうUNITE2013」/北海道テレビ放送株式会社 より

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