岩屋寺

いわやじ

基礎情報

岩屋寺(いわやじ)」は、愛媛県上浮穴郡久万高原町にある寺。

四国八十八箇所霊場の第45番札所。駐車場から本堂までの距離が長い山岳霊場で、車移動でのお遍路では最大の難所となる。

山全体が本尊(中心となる信仰対象物で、多くの寺では本堂内中央の仏像など)とされ、神聖で幽玄な雰囲気が漂う。

「水曜どうでしょう」では

  • 【四国1】【四国2】【四国3】すべてのお遍路企画で参拝。いずれも山門までしか登らず、本堂は登場しない。
  • 参道の雰囲気ゆえに“ありがたい”お寺の代表格。大泉さんによる“ありがたいなぁ”などの仏のようなセリフには専用のテロップが用いられる。
  • “ありがたさ”により大泉さんが仏の心を悟った直後、D陣と罵り合いを始めるという“岩屋寺騒動”が定番の流れとなる。
岩屋寺

「水曜どうでしょう」での登場シーン

四国八十八ヵ所

クイズ!試験に出るどうでしょうの罰ゲーム、出演者大泉さん1人その足で四国へ移動、受験生の合格を祈願して八十八ヵ所霊場をすべて巡拝するというお遍路企画第1弾。

2日目の「修行の道場」高知県を乗り越え、3日目の日中は愛媛県内を巡拝。

第45番札所「岩屋寺」へ向かう山中、道は凍り付き、路肩には故障車が放置されている。

路面の氷雪が一層厚くなってきても、受験生のために先へと進んだ。

「凍ってるもんそのへん…」
「おやおやおやぁ」「ドアが無いよ…」「冗談じゃないよ」
「こっからちょっとヤバいんじゃないの…」「受験生のためだから」「間違ってもスベるなよ

到着して車を降り、岩屋寺の雪に覆われた参道を歩く頃、大泉さんは悟り始める。

…雪道だもん」
「きれいだわこれは」「悟ってるもんなぁ大泉さんはもう」「立たなくなってきたもん」
いやーありがたい」「ありがたいなぁこれは

直前の滑りやすい急な斜面も、仏心で助け合い、山門にて穏やかなお顔で番号と寺名を発声。

ついに悟りを開いた大泉洋さん。その後参道を滑って降りていった。

「こらちょっとどうだい…」「大泉さんっ」「いやー驚いちゃった
「…いやー」「すごいとこだ…ありがたいなぁここは
「ほら、嬉野さんも」「おおぉっ」「くくくぅ 大泉くぅん!」
「45番、岩屋寺」「ありがたい」

しかし次の映像、車に乗り込む前の大泉さんは、なぜかディレクター2人から強い非難を浴びていた。

”大泉が「腹へったから草餅を買ってくれ」と言ったが「まだ我慢しろ」と言うと、ヤツは「じゃあ嬉野Dのクリームパンをよこせ」と言った。”と説明が出る。

「人のもの食うなよ」「嬉野君が買ったやつでしょ」
「さっきは本当にもう悟ったかと思ったのに」「ちょっとテープを止めたらなんだかさぁ」「今なんだか表情だけ優しくしてんだよ」
あんたが草餅買わないからじゃないのよ」「行かないよオレはもう」「置いてくぞここに」「なんだキミは殴り合いか?」「んな餅ぐらいで怒るなよ

車内で結局クリームパンを食い始める大泉さん。

「食うんじゃないよ…ひとのやつを」「欲望の塊だもん」
寒(さ)みぃなぁここは

後に“岩屋寺騒動”と呼ばれるこの一幕は、毎回の恒例となっていく。

※水曜どうでしょうDVD第14弾「クイズ!試験に出るどうでしょう/四国八十八ヵ所/釣りバカ対決 氷上わかさぎ釣り対決」/北海道テレビ放送株式会社 より

四国八十八ヵ所Ⅱ

試験に出るどうでしょう 石川県・富山県の罰ゲームとして大泉校長が全ての責任を取り、2年連続2回目のお遍路となった四国八十八ヵ所。

愛媛県に入り4日目、早朝から巡拝を開始。

ルート的に逆打ちが一般的とのことで、44番札所「大宝寺(大寶寺)」よりも先に45番札所「岩屋寺」へ。

前年同様、近づくにつれ辺りは冬景色となり、道路も白く覆われる。

「危ないんだよ」「でも行くんだよ」
「滑ったね今」

徒歩で雪化粧の参道をのぼる。

今年もありがたいなぁ」「ただ今朝7時」「気温のほどもですねぇ、0度

この年も岩屋寺山門にて、大泉さんは仏様の心となる。

「大泉さんやっぱりねお顔がいいね、ここに来ると」「だんだん優しくなっていらっしゃる」
「視聴者の皆さん是非一度訪れたらいいと思う」
「これは仏様のお顔ですな」「皆様にも幸せがありますように…」
「足元滑りますから気をつけて下さい」

しかし移動車内、仏様の乗る後部座席からなにやら袋を開封する音が聞こえる。

運転するディレクターは車を止めた。

「おまえなに食ってんの?」「俺のパンだろおまえそれっ」
キミのかい?これ」「まぁあんまりそう目くじらを立ててねぇ…」「それオレのじゃねぇかよ
「降りろお前」「降りろっつってんだよ」「降りないつってんだろうバカ野郎
「食うなよもう」「おかしいんじゃないかおまえ」「なにぃ…なにぃ」「…カメラ壊すぞぉ

次に向かった44番「大宝寺」も併せて、“ありがたさ”が巻き起こす“岩屋寺騒動”となった。

ありがたいなぁ
「見てごらんこれ」「この杉のようにまっ直ぐありたいなぁ」「もうパンの事なんていいね?」「人間というのは許せる生き物だからね」

※水曜どうでしょうDVD第19弾「試験に出るどうでしょう 石川県・富山県/四国八十八ヵ所Ⅱ」/北海道テレビ放送株式会社 より

四国八十八ヵ所Ⅲ

試験に出るどうでしょう 日本史の罰ゲーム。初めて助っ人が参加し、初の「逆打ち」(香川県88番から逆回りで巡拝)を試みた2年ぶり3回目のお遍路。

ミスター・安田さんと別れて愛媛県「道後温泉」をスタートした3日目は、50番札所「繁多寺」から「チームナックス」リーダー森崎さんがサプライズ合流。

「…いよいよ!みなさんお待ちかねのあの寺が」「八十八ヵ所ではもうトップスターと言っていいんじゃないかな」
なんでですかぁ?
「リーダー、バカに見えるぞ 気をつけないと本当に」

大泉さんの運転で、45番札所「岩屋寺」へ。

空回りを恐れぬ大声で運転手を弱らせていくリーダーは、道に立ち込める濃霧を吸い尽くして晴らしたかと思えば、車に酔ってゲップが止まらなくなったりと本領発揮。

3度目となる岩屋寺は、無邪気な厄介者を連れての参拝と相成った。

「あぁ…ありがたいなぁ
「45番、岩屋寺」「イヤァー!
「次…降ろしますから」「そうだね」

大泉さんはこの年も岩屋寺にて悟りを開いた。

そしてリーダーはまだゲップが止まらない。

「やはり1年に1度は岩屋寺さんに…」「あ゛あぶ」「去年やっぱり来てなかったから…」「おっぷ」「独特の雰囲気っていうのが…」「あ゛ぶ
おい…」「すいません」「怒ってはいないけども…」
あぁありがたいな

それでも大泉さんは怒らない。

運転を再開するとみかん汁を顔に塗りたくられ、それが鼻に入っても、すでに悟っている校長は決して怒らない。

「いやぁありがたい…」
「ほれ、みかん食うか」「ほら食え…」「ごめんごめん…僕がいけないんだ」
もうお腹いっぱい」「もうひとつぐらい…」
おまえバカじゃないのか」「多少…盛り上げようと思って」「いや岩屋寺騒動の一幕…」

ディレクターが強引に引き出した校長の罵声により、恒例の“岩屋寺騒動”は幕引きとなった。

「今年の岩屋寺騒動これで終わり!」「楽しんで頂けましたか?」
「さてさて来年は一体…」「それはまた次回の講釈で」

※水曜どうでしょうDVD第26弾「四国八十八ヵ所Ⅲ/日本全国絵ハガキの旅2」/北海道テレビ放送株式会社 より

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