上御殿(龍神温泉)
かみごてん りゅうじんおんせん

「水曜どうでしょう」が宿泊した「上御殿(龍神温泉)」についての情報ページです。
基本情報から番組での宿泊シーンまでを詳しく紹介しています。
「上御殿」の基本情報

「上御殿(かみごてん)」は、和歌山県田辺市龍神村にある龍神温泉の温泉旅館。
江戸時代初期、紀州藩主の徳川頼宣(よりのぶ)が藩主の湯治のため「下御殿(しもごてん)」と併せて作らせた御宿。現在は上御殿、下御殿ともに旅館として営業。
上御殿の建物は当時の現存であり、国の登録有形文化財となっている。
「水曜どうでしょう」では...
- 【原付日本列島】にて宿泊。連日の4人部屋に対してついに大泉さんが不満を漏らし、“相撲大会”に発展した。
- その後、ミスターのコスチュームとして旅館の浴衣が使用される。
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「水曜どうでしょう」での宿泊シーン詳細
原付日本列島制覇
原付(カブ)で東京から高知・桂浜へと向かう4年ぶりの旅企画。
移動4日目の目的地は「龍神温泉」。
「目的地は全部温泉ね?」
「ずいぶん山奥にキミ宿とったね」「かなりな秘境なんですよ」
ミスターの事前調査により、ディレクターが予定していた国道425号は“酷道”とも呼ばれる悪路であることが判明。高野山経由「高野龍神スカイライン」のルートに変更となっていた。
「なんか良い町並みになってきました」
「到着!って言ってくれますか」「到着!」
龍神温泉「上御殿」に宿泊。
部屋では藤村Dの乱暴な合図でトーク収録がスタート。あらためて、久々のどうでしょうのロケスタイルに呆れる出演陣。
「オイ!」
「犬じゃねぇんだこっちは」
「オイ キュー」「なに?コノ」
「やだよ僕は…この人とテレビやってんのは」
一方、嬉野Dはというと、この旅では専属カメラマンが同行しているため、いつものファインダー越しではなくその目でロケを見守っており、新鮮な気持ちでいた。
前夜の“赤福対決”を生で見た驚きを自らの口で語り、あらためて「水曜どうでしょう」のおもしろさを実感しているようだった。
「生でどうでしょう見てるみたい」「きのうの夜なんてのはね」「どうでしょうで初めて腹を抱えて笑ったという」「この感動をねぇなんとか表現したい」
「いまや彼はもう作り手でもなんでもない」
「私がこれだけしゃべるってことでしょう、どんだけ私が興奮してるか」「きのうの晩の話ですよ」
そしてその不可解な結論も含めて昨夜からの対決を振り返ると同時に、実は一番の極悪人は、ミスターの味方のふりをしている交渉人の大泉さんであることを指摘する。
「でもねぇ一番悪いのはねぇ…」「右側にいる男ですよ」
「勝ったミスターのねぇすべてを台無しにするねぇ」
「どうでしょうでは…正論言ったやつの負けなんですよ」
正体があらわになった極悪人は、ここでさらに動き出し、ミスターをけしかけて翌日再び対決を決行するよう話を推し進め始めた。
もう一人の悪人藤村Dも流れに話に乗り、みるみるうちに偏った条件での対決が決まっていく。
「一勝一敗ですから」「いやいやミスターねぇ…」
「こんな不公平な試合ないわけですよ」「こっちのペースでやらせろよ」「ちょとちょと…待てよ」「いいか明日こそだ…」
「明日はもうカキ氷だよ」「オレ弱いんだよ」「ハンデぐらいくれるだろ」「当たりめぇだろ」「ミスター 俺に任しとけばいいんだよ」
「倍でいいのか?」
結局、ミスターの好きな物(カキ氷)と好きなタイミングで勝負する代わりに、ハンディとして倍量での対決。負けた場合は高知までずっとマルシン装着の上コスチュームもディレクターの選び放題、勝った場合はマルシン100キロ免除。
突拍子もない条件で話がまとまったところで、恒例となった腹鼓で一日をしめる。
結局ミスターは翌日、「上御殿」の浴衣を着てカブに乗ることになる。
「じゃ今日もしめるか」「よし」
「しまったね」
しかし、しまったかと思われたこの夜にはもうひと騒動。
この企画では初日から“4人部屋”で枕を並べてきたどうでしょう班。少しずつ重なり合って敷かれた布団を見て、ついに大泉さんが口を開いたのだ。
「若干アレだな、部屋が狭いな」
「大人がこうだ」
「キミたちさぁ なんで?必ず4人部屋押さえてんの」
寝てみたって肘が当たり、傍若無人に寝返りなど打てば完全に隣の布団に入ってしまう。同行スタッフの方が3人部屋でまだ少し広い。
お馴染みとなった大泉さんの不満に、藤村Dと、もはや視聴者代表となっていた嬉野Dは、両サイドの布団から“旅情”を諭していった。
「そりゃ旅情がないよ」「だってずっと4人部屋でやってきたじゃないの」「なにを今さらそんな…他人行儀な」
「変わったよねぇ大泉も」
「あなたが4人部屋好きなだけでしょ?」「そのあなた、視聴者で選ばれたあなた」
「視聴者の方!」「ひとりひとりの部屋だったらどう思います?」「あー寂しいね」
それでも収まらない大泉さんの不満に、今度は藤村Dの堪忍袋の緒が切れてしまう。
「こいつ文句多いな」
「ちょっとお前一発やるか」「どうでしょう魂こいつ抜けてんな」
2日ぶりとなる張り手の応酬、そしてミスターの“ドロップキック”。
どうでしょう魂を補充した大泉さんは、この日2度目の腹太鼓で夜をしめなおした。
「やっぱドロップキックってすげぇんだな」「ミスターすげぇ技持ってんな」「もう一回しめるか」
「俺はもう当分、役者のオファーは来ないな」
「夜のトークが恐いですね」「制御不能というか」
※水曜どうでしょうDVD第29弾「原付日本列島制覇」/北海道テレビ放送株式会社 より
参考リンク
-
「上御殿」公式ホームページ
http://www.kamigoten.jp/ -
「下御殿」公式ホームページ
http://www.shimogoten.com/
カテゴリ:宿/ホテル
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