ジャックフルーツ(パラミツ)

Jack fruit

水曜どうでしょう」に登場した「ジャックフルーツ(パラミツ)」についての情報ページです。

基礎知識から番組登場シーンまでを詳しく紹介しています。

「ジャックフルーツ」とは...

ジャックフルーツ(Jack fruit)」は、東南アジア、アフリカ、南米などの地域で栽培される果樹「パラミツ(波羅蜜)」の英語名。

果実はイボ状の突起で覆われおり、ドリアンにも似ている。中の黄色い果肉や仮種皮は繊維状にほぐれ、食用にされる。熟すと独特の強烈な甘い匂いを放つ。

“世界最大の果実”ともいわれ、大きいもので重さ50kg(またはそれ以上)にも達する。

「水曜どうでしょう」では...

  • 【原付ベトナム】にて大泉さんの積み荷となった。炎天下の中カブの荷台で熟していき、後のホテルで試食が行われる。
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「ジャックフルーツ(パラミツ)」は、主に加工品としてインターネットでも販売されています。

「水曜どうでしょう」での登場シーン詳細

原付ベトナム縦断1800キロ

ベトナムは首都ハノイからホーチミンまでを原付(カブ)で縦断し、6年間に渡るレギュラー放送に終止符を打った“ラスト・ラン(Last Run)”企画。

ホイアンからスタートする縦断4日目、原付(カブ)の連続走行日数としては当時“未知の世界”

その日は走行距離も長く、ガイドのニャンさんからは早めに出るよう忠告されていたという。

しかしどうでしょう班は出発前、世界遺産の町「ホイアン」の見物に加え、大泉さん用の巨大な積み荷の調達に時間を費やしてしまう。

「えー大泉さん…何か積まれてる」
「とにかくすごく痛い形してるんですよぉこれは」「だいたい子供一人ぐらいの重量ございます」
「…フルーツってことねぇだろうと」

南国の巨大な果物「ジャックフルーツ」。

また、ディレクターはそれに飽き足らず、走り始めてすぐ道に並ぶ露店に目を止め、金の香炉を購入して交信不能のミスターの荷台へ。

明らかに前日までとは違う、それはそれは暑い日であった。

「いや、なぜ今日積んでしまった!ジャックフルーツ
「コレ!暑いッ今日!」
「ジャックフルーツ腐ってませんか?」「…ずいぶん柔らかくなってきました、熟してますねぇ」「じゃあ…アツアツのところをね」

おまけに、この日走行する道は狭く、総じて舗装も悪かった。

大泉さんが“寝技”と表現する猛暑の中で、カブの振動とともに次第に変化を見せていく巨大なジャックフルーツ。

「ずいぶん…変わってきてませんか?」「網がだんだんめり込んできてるような気も…」
中からなんか出てきたりとかそういうことはないですよね」

変態していくジャックを乗せたまま、大泉さんは“モトクロス”のような悪路や大型車、一本橋などの障害を次々と乗り越え、厳しい試合を懸命に戦っていった。

「生き物のように微妙にバランスをとってますねぇ」
なにゲームよこれほんと…」「ジャックを落としてもこれゲームオーバーですよ」
「1回止まった方がいいなぁ」「はい、ジャック直りましたー」

一行は、日々あの手この手で苦難を用意するベトナムの豊富なレパートリーに半ば感心しながらクイニョンへ。

すると長い道のりに大泉さんの臀部がとうとう悲鳴をあげ始め、結局ホイアンで買った積み荷はその日のうちに2つとも降ろされてしまう。

「あのねぇ…ジャック降ろしたでしょう」「あのねぇ…すごいなわけ」

そしてついに、一行は走行中にベトナムの夜を迎えてしまうのだ。

結果この日は旅で“最も過酷な1日”となる。

「さぁ暗くなってまいりました…」
「もとはと言えばですね、ホイアンで余計な買い物をするのに時間を食ったのがこうなった訳ですから…」「たいへん反省しとります」

夜8時を過ぎ、最後はニャンさんの先導でクイニョンのホテルに到着。

途中から邪魔な荷物でしかなくなってしまったジャックは1日で食べ頃となり、カットされ部屋にて試食された。これはもちろん“試食のプロ”ミスターが先陣をきる。

「もう食べ頃ですよと、いうことでですね」「ずいぶんコンパクトに」
「形容しがたいなぁ…」「くさいよこれ」
「いや…おいしいですよ」「まぁ、食えなきゃねぇやな」

※水曜どうでしょうDVD第1弾「原付ベトナム縦断1800キロ」/北海道テレビ放送株式会社 より

カテゴリ:食/グルメ

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