原付ベトナム縦断1800キロ

ベトナムは首都ハノイからホーチミンまでを原付（カブ）で縦断し、6年間に渡るレギュラー放送に終止符を打った“ラスト・ラン（Last Run）”企画。

縦断3日目を終えてホイアン「ホイアン ビーチ リゾート」に宿泊。

「あの並びの茶色い屋根」「あぁ良さそうじゃないですか」
「あらぁビーチですよぉ」「いいではないですかぁ」「すばらしいですねぇ」「ここはいいわ」

到着後に一行はビーチリゾートを満喫したらしく、部屋では写真を交えて話題に上る。

ミスターはひとり先にビーチに出て単独行動、はしゃぐ3人を傍から眺めていたという。

「こんばんニャン」「酔ってらっしゃる」
「楽しかったねぇビーチ」「ミスターどこ行ってたんですか？」「いや 見てました」「いたんだったら声ぐらいかけろよ」「僕なんかもう30になろうかってのにビーチ激走だもん」
「聞いてた聞いてた」「こっちから 全力疾走で！」「視聴者の皆さんねぇVTR回ってなくたって僕らこの調子ですよ」「6年やってきたミスターがひくぐらいの」
「その後なんか僕らねプールに行って」「特訓！」「俺と藤村くんが代わり順番に飛び込みの練習を…」

飛び込みに失敗して腹打ちをしてしまった大泉さんの写真も紹介された。

さてこの時は、2日目にミスターがトランシーバーを紛失してからまる一日以上が経過、その後の旅が思いやられる状況。

この日は途中嬉野Dがミスターの荷台に乗るなどしたが、交信不能の状態でもミスターは先頭を走り、次々に車やバイクを“パス”っていたという。

「ミスターと通信が途絶えてもう一日…」「なんとかならんのか…」
「そして交信取れない人を先頭にしてくのはおかしいぞ」
「嬉野くんが言ってたんだよ、乗っててさぁ、ビビビビビビって…くそっうるせぇなぁと思ったらミスターが鳴らしてた」

大泉さんの方はと言うと、ベトナムのどこか落ち着く風情や食事もあり、3日間走ってもそこまで疲れを見せてはいなかった。

「いかかですか、その…お疲れの方は」
「食事がまったく苦にならない」「3日間終わった段階ではまだ食事の美味しさが勝ってる」
「明日4日目…」「未知の…」

しかし翌日は、それまでの原付（カブ）企画においては未体験の走行連続4日目。

そして彼らは“最も過酷な1日”を迎えることになる。

※水曜どうでしょうDVD第1弾「原付ベトナム縦断1800キロ」／北海道テレビ放送株式会社　より