小谷城跡

おだにじょうせき(あと)

水曜どうでしょう」に登場した「小谷城跡」についての情報ページです。

基本情報から番組登場シーンまでを詳しく紹介しています。

「小谷城跡」とは...

小谷城跡」は、滋賀県長浜市の小谷山にある史跡で、戦国大名の浅井氏が居城としていた「小谷城」があった土地。

堅固な山城が築かれていたとされるが、織田信長の攻略によって落城。浅井長政とその父の久政が自害し、ここで浅井氏が滅亡した。

小谷城はその後、戦功のあった羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)に与えられるが、秀吉は別所に長浜城を築いて居城とするため廃城となり、解体され築城の資材となった。

現在は国の史跡に指定され、山中に土塁や石垣などの遺構を見ることができる。

「水曜どうでしょう」では...

  • 【試験日本史】にて浅井長政とお市の方との悲劇の舞台として(山の斜面で)フィールドワークを実施。生徒の1人が初めて小芝居に参加する。

「水曜どうでしょう」での登場シーン詳細

試験に出るどうでしょう 日本史

安田さんを生徒に迎え、ミスターも初めて生徒となり、第3弾にしてついに大泉校長自ら教鞭をとった試験に出るどうでしょう。

“日本史を体感する”をテーマに各地で小芝居を交えながら織田信長・天下統一への足跡を追ったこの企画。

近江の国(滋賀県)をスタートした2日目、まずは「姉川古戦場跡」にて車から降りずにフィールドワークを終える。

「あの人どうなった?お市!」
「さてその時、お市は、浅井長政はどうなったのか?」「悲しいお話を校長からしていただきましょう」

信長の妹・お市の方と浅井長政のその後の運命を知るため「小谷城」へ。

雪の降る中、罰ゲームで行く四国を想わせる山道を車で進む。恒例となった四国巡拝も、この回は校長だけでなく最終テストで満点を取れなかった生徒も一緒に回ることになっていた。

の上なんですねぇ」「小谷城の城攻めはずいぶんときつかったそうですよ」
四国チックな感じが…」「気をつけないとちみたちこういうとこ連れてかれんだよ」
「まだこの上ですか?」「車ここまでなんじゃないすか」「これもう、ここでいいんじゃないですか?」
「行った方がいいんでないのやっぱり」「せっかくキミねぇ滋賀県まで来ててひとっつも画が変わんないよ

一行は小谷城の堅固さを体感。

先の姉川古戦場跡を車内で済ませてしまったこともあり、「本丸跡」を目指して徒歩で雪の山道を進んだ。

「だんだんがさぁ…」「こんなとこ行くの?」「これは…道じゃないよこれもう」「おかしいぞ」「いやいやいや…」
「いよいよ道がなくなりました!」「もう校長そこでいいんじゃないですか?」「ここはただのだよ…藤村くん、本丸でもなんでもない…斜面だけど」
「さぁここが!浅井長政とお市が居た小谷城です」

行き止まった山の斜面を小谷城本丸跡だと言い切り、浅井長政とお市の方との悲劇についての授業が始まる。

それまでは校長とディレクターの2人で演じてきた小芝居も、ここから新たに大げさな芝居の役者が1人加わり一層盛り上がりを見せ始めた。

「お市…もはやこれまで」「よいか!おまえは3人の娘を連れて今すぐこの城をでるのじゃ」
なにを申されますかっ!」「あぁっ…」
「お市はあなた様とここで…」「馬鹿ものッ!」「いやでございます」「まだわからぬかっ」
あっあなたぁー!」「お市ーッ!

浅井長政、最期の決断。

ビン底メガネの生徒・安田さんは、しばらくあっけにとられていた。

「…とまぁ、このような…」
「いきなり!いつ打ち合わされたのかも知らないですけど」「ちょっとまぁあの…芝居の大きいお市だったけども」
「長政、二十九歳…」「ドラマの世界じゃなくて、実際現実としてここであったわけですから」
「三人連れて帰るったってこの道もないような道をだよ」「ママ!道じゃないよ!ここ」

そして小谷城(雪の斜面)でのフィールドワークを終えたどうでしょうゼミナール一行は、次に武田氏とのいきさつを学ぶため、京都を目前に三河(愛知県東部)まで戻ることになる。

「おまえもう京都入れると思ったろ」
「馬鹿野郎!戻るっつってんだ」

※水曜どうでしょうDVD第25弾「5周年記念特別企画 札幌~博多 3夜連続深夜バスだけの旅/試験に出るどうでしょう 日本史」/北海道テレビ放送株式会社 より

カテゴリ:ロケ地(日本)

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