ゆべし(かんのや)
基礎情報
「柚餅子(ゆべし)」とは、日本において、かつては携帯食として食べられていたといわれる柚子などを用いた加工食品の総称。全国各地に様々なものがあり、地域によって千差万別である。
東北や北関東では、柚子ではなくクルミを使った餅菓子の「くるみゆべし」が主流で、醤油や砂糖で味付けされる。
番組に福島県の名物として登場したものは、餅生地でこし餡を三角の形に包んだ、「かんのや」が製造販売する「家伝ゆべし」。福島県で単に「ゆべし」と言うと、これを指す場合も多い。柚子やクルミは使用しておらず、けしの実がまぶされている。
「水曜どうでしょう」では
- 【対決列島】第八戦・福島対決(14,000)、初の早朝奇襲の種目として登場。
参考リンク
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「かんのや|家伝ゆべし」公式ホームページ
http://www.yubeshi.co.jp/ -
ゆべし - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/?curid=175950
「水曜どうでしょう」での登場シーン
対決列島~甘いもの国盗り物語~
ミスターチーム(ミスター・大泉さん)と魔神チーム改めチームびっくり人間(魔神藤村D・安田さん)に分かれ、通過する各都道府県で領土を賭けた名物の早食い対決を繰り広げながら鹿児島を目指して日本列島を縦断。
2日目の宿、栃木県の川治温泉「長生閣 明月苑」。
ここでは翌日の関東大会開催が決まり、そして既に突入している栃木県についてはその場で問答無用の栃木対決が行われる。
しかし、この宿での対決は終わってはいなかった。
夜も明けきらぬ翌早朝、初戦の大一番を落としてからも思うように挽回できていないチームびっくり人間が、とんでもない事を始めるのだ。
「やぁやぁ 鈴井貴之…」
出演者が寝ていて前日何もせずに通過してしまった3番目に広大な(ポイントが高い)福島県。
前夜の話の中では鹿児島最終決戦に積み残しという説明がされていたはずだったが、魔神がみすみすこれを逃すことはなかった。
第八戦・福島対決(14,000ポイント)、早朝奇襲の始まり。
「きのうすっ飛ばしてしまった福島対決 鹿児島に積み残すわけにはいかーん!」「今この場で対決を申し込む!」
「4つ…4つ先に食べた方が勝ちだよ」「ミスターちょっと起こして」「レディゴーって言え早く」「…れでぃごー」
「これはゆべし」
「ぱくぱくしてる ぱくぱくしてる」
寝首を搔かれたミスターは、倒れ込んだまま口を動かす。
そして突如申し込まれた対決の意味を考える間もなくその時間は終わった。
「テレマークだ」
「よしよし寝よ寝よ…」
少しずつ状況を理解し、残った2つの「ゆべし」を見つめるミスター。
奇襲の意図も「ゆべし」もすぐには飲み込めないまま、まだ回りきらない口でもって精一杯の疑問の言葉を漏らすのであった。
「ますますわかんなくなってきた…今回のこの企画」
翌朝、対決3日目が始まる。
「変な夢見まして…」「ミスターも見ました?」
「…夢じゃない」「あれはねぇ奇襲です」
「何度も言うようにねえ…」「正々堂々とね、やって負けてますよ多分あんなゆべしなんていうね、物を食わされれば」「君が奇襲する必要なにもないわけ…」
※水曜どうでしょうDVD第23弾「対決列島~甘いもの国盗り物語~」/北海道テレビ放送株式会社 より
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