カサ コルコバード ジャングルロッジ
Casa Corcovado Jungle Lodge

「水曜どうでしょう」が宿泊した「カサ コルコバード ジャングルロッジ」についての情報ページです。
基本情報から番組での宿泊シーンまでを詳しく紹介しています。
「カサ コルコバード ジャングルロッジ」の基本情報

「コルコバード ジャングルロッジ(Corcovado Jungle Lodge)」は、コスタリカ、プンタレナス州南部のオサ半島にある宿泊施設。
「コルコバード国立公園」の敷地すぐ近くに立地し、ロッジ周辺でも数々の野生動物などを見ることができる。施設やサービスは比較的充実しており、各種のネイチャーアクティビティが楽しめるリゾート基地として機能している。
「水曜どうでしょう」では...
- 【コスタリカ幻の鳥】前半の「コルコバード国立公園」探索の拠点として2泊。ガイドのカルロスに案内され、ロッジ付近でも野生動植物(主に植物)を観察した。
「水曜どうでしょう」での宿泊シーン詳細
中米・コスタリカで幻の鳥を激写する!
マニュアルカメラと重量6kgの600mmバズーカを携え写真家・大泉洋、野生動物の宝庫コスタリカへ。主たる目的は幻の美しい鳥「ケツァール」の撮影。
首都サンホセから乗ったのは、前年は4台ほどいったが朝は墜ちる確率が低いという小型のチャーター便(「TAXI AEREO」)。その後、車とボートとトラクターに揺られてようやくロッジに到着。
コスタリカ前半の活動エリア「コルコバード国立公園」。
基地となる「カサ コルコバード ジャングルロッジ」には2泊の日程であった。
「あらあらあら」「ロマンチックだなぁこれは」
「こんなきれいなベッドだけどもサソリを調べろって」「夜寝る前はね…」
到着した日はガイドのカルロスに案内され、ロッジ周辺を探索。
カルロスはバナナやココアなど熱心に植物の紹介を続けたが、その間にもクモやリス、小さなトカゲ類などを見つけ大泉さんはカメラを向けた。
ヘビも出るという奥地ではイノシシやハキリアリ、タイラ、ホエザル、クモザルなどと遭遇。大泉さんは嬉野Dと共に周囲に腐されながらも、大音量のシャッター音を響かせ地道に撮影経験を積み始めていく。
「カルロスは植物が好きなんだね」「彼は動物嫌いじゃないのか?」「またフルーツだ」
「リスいるリス!」「カルロスあんまり興味ないみたいだぞ」「さぁカルロス、ジャガーを…」
「カルロスがせっかく木の話しようとしてんのに…」
「あぁイノシシだイノシシだ」「撮ったかい?うれしー」「撮れなかった…」「ガシャコン」「シャッター切ってる…」「このばかカメラマンふたり…」
ロッジに戻ってからの話の中では、その日“無類の植物好き”のカルロスの口から飛び出していた重大な発言が明かされる。
「ただ…なんかすごぐ気がかりなこと言ったのは」「ケツァールはいないて言ったね」
「ケツァール撮りに来たのにね」
「いや…まぁ…運が良ければ撮れるんじゃないか?」「ガイドがいないっちゅうものをかい?」
「いないっつったな…」
気を取り直して翌日、本格的にコルコバード国立公園の探検に出かける。
ケツァールはいないが、大泉さんは徐々にカメラに慣れ、運も味方し始めていた。
ロッジに帰還した後も、周辺にキツツキやクモザル、インコ、ハナジロハナグマなどの動物が現れ、先生はバズーカで狙っていった。
「先生早く撃って」「ありゃもう一発です」「ハイ撃ちます」
「先生!先生!サ…サルです!」「ある程度手持ちで撃ってくから」「こっちでもキツツキは打ってるしなぁ」「撃て!」「ドーン」
「あそこを通ったが最後もう一発でいくよ」「さすがに敵もサルものだねぇ」「サルはやっぱりねぇ かしこいねぇ」「向こうだって命がけだからねぇ」
「なんだ?さっきのやつか?」「あぁ向こう歩いてくぞ、ケツだ」「ケツに当たったね今」
活動日を終えると、ロッジではその日の成果について振り返る。
如何せん撮影機材は手に余る代物。いつの間にか大泉さんの撮影は“撮った”や“切った”ではなく“撃った”と表現されるようになっていた。
「何枚か…何枚かだねぇ」「使う道具をねちょっと誤ったな」「大きいね」「明らかに撃つだね」「なにか出ますもんね」
「常識的にはこれ手持ちしないですよ」「頭でここをこう押さえて」「…カメラ自体が動きますから」「カメラの重さでピントはびびびっと」
「トロンボーンのように…使えったってね鈴井くんねぇ…」「谷啓のようにかい?」
「…一枚の写真の重み」
着いて早々目的の鳥はいないと言われ、実質カメラの練習場となった前半のコルコバード。
次の活動場所として予定していた「モンテベルデ」はカルロスからのお墨付きもらい、“肩ならしは終わった”と目的達成に向けて意気込んだ。
翌朝は、薄暗いうちから出発の時間までロッジ周辺にてラストチャンス。
1日の初めは写真家のキャラクター性がしっかりしており、大泉さんは天体望遠鏡のように佇むカメラを温め続けたが、この時はホエザルの声とオオハシ(鳥)がわずかに姿を見せたぐらいだった。
「星見てんですか?それ…」
※水曜どうでしょうDVD第22弾「中米・コスタリカで幻の鳥を激写する!前枠・後枠 傑作選」/北海道テレビ放送株式会社 より
カテゴリ:宿/ホテル
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