ゆでもち

水曜どうでしょう」に登場したグルメ「ゆでもち」についての情報ページです。

基礎知識から番組登場シーンまでを詳しく紹介しています。

「ゆでもち」とは...

ゆでもち」は、大分県(特に竹田市周辺)の郷土菓子。

材料はもち米ではなく小麦粉で、通常は薄く丸く成型され中に小豆餡などが入る。焼かずに茹でて作られるためそう呼ばれる。

大分には他にも小麦粉を使った郷土菓子として「やきもち」や「やせうま」などがある。それぞれ家庭でもよく作られ、また、菓子店や道の駅などにもよく並ぶ。

「水曜どうでしょう」では...

  • 【原付西日本】での甘い物対決の種目として登場。さつまいも入りの「やきもち」との2択でミスターが選択した。
  • 商品は「おがたのゆでもち」。

(※この一戦は“竹田甘い物対決”と謳われるが、正確には緒方町(現在の豊後大野市緒方町)の道の駅「原尻の滝」にて対決が行われている。)

「水曜どうでしょう」での登場シーン詳細

原付西日本制覇

京都・金閣寺を出発し鹿児島を目指した原付(カブ)企画第2弾。

この企画から発表された藤村D運転交代(通称“赤ヘル”)という救済策。しかしそれは、いつしか“甘い物早食い対決”という魔神が下民をいたぶる酔興の単なる口実と化していた。

企画の趣旨に広がりを見せる後半戦2日目(実質5日目)、大分県竹田市での“だるまの嫁取り”も無事にまとまり、休憩のために寄った道の駅(「原尻の滝」)にて。

「ミスター…」
「腹へってきたんで昼めしにしますか」「じゃあやりますか」「えっ?」「昼めしやりますか
「別に…『疲れた』『代わってください』て言ってないんですけど」「言ってないね、言ってないけど…腹へったでしょ?」「じゃあ勝負しましょう」

理不尽な提案に苦情を言い始める大泉さんをなだめ、ミスターはそれまで同様あっさりと勝負を受け入れる。

「勝てば代わってもらえるんでしょう?」「やるよ」
「勝ってくれよそろそろ…」「スゴイ重さのものを買ってるぞあの男…」

2戦目の時のように魔神はミスターの前に2つの包みを置く。片方はあんこ入りの「ゆで餅」、もう片方はいも入りの「焼き餅」。

ミスターが選択したグリーンの手拭いの中身はもちろん前者、袋には「おがたのゆでもち」という文字が見える。

中には平たい円盤状の物体が5枚。

「感触は同じだ」
「…ゆでもちと書いてますなぁ」「じゃあ、あんこ勝負ということで」
「何個入ってる?これ…いくつ食うんだよ」「なに?もうひと袋…」「5個ずつありますから…ひと袋勝負
「あれ?そういうルール言ってませんでしたっけ」「今まで5つあったら先に2つでしょう」「だって小っちゃいもの一個が」
うわぁ

ミスターは天を仰ぎ、大泉さんは1枚のハンディを提案。魔神は躊躇なくそれを承諾した。

早食い対決、初のハンディ戦。

しかし、それは特に意味を持たなかった。

魔神だよォー
オエッ」「あと一個でもかまわないよ」「おっ!」
なんと!」「…なんと倍の餅を」「藤村くんはまだまだおいしそうです」「それにひきかえミスターはもう…」「もうこいつは負けです
おかしいだろ

目の前で無くなっていく「ゆでもち」を眺め、ミスターは目を疑う。

瞬時に1枚差を帳消しにし、さらに相手のもう1枚を奪い取り、それを自らの陣地に置く魔神藤村D。

とっくに戦意を喪失して悶絶中のミスターは、既に倍量を飲み終えて平然と話す魔神の顔を一瞥し、自分が全て口に入れるまで戦いを終わらせてもらえないことを悟った。

「まだ全然わかんないよ勝負」「ミスターの激しい!追い上げ
でんでんへらないんだもん」「いいから食えミスター」「藤村さんは待っているぞ」
はぁい!

対決中は実況で煽りミスターの“生き地獄”に加担していた大泉さん。

運転を再開すると一転、一連の藤村Dの理不尽な言動に再び苦言を呈していくのだった。

※水曜どうでしょうDVD第20弾「原付西日本制覇/今世紀最後の水曜どうでしょう」/北海道テレビ放送株式会社 より

カテゴリ:食/グルメ

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