ふくかま
基礎情報

焼き目の付いていない白焼かまぼこは山口県の特産品。蒲鉾(かまぼこ)の刺身という意味で、「蒲さし」と名付けられる商品もある。
また、西日本、特に下関や北九州などでは、古くからふぐのことを「ふく」と呼ぶ風習がある。縁起を担いで「不遇」や「不具」が連想される名称を避け、「福」にかけているなどの理由からだと考えられている。
番組に登場したのは、「山陽食品工業株式会社」が製造する「ふくかま・かにさしセット」(ふくかま3本・かにさし2本)。上質なすり身を使用し、ふくかまは山口県特産のトラフグの皮を配合、かにさしはカニの風味と食感が味わえる。かまぼこ板も別添で同封されている。
「水曜どうでしょう」では
- 【原付西日本】“関門海峡甘い物対決”に山口名物として登場。大泉さんが選択した対戦種目。
参考リンク
-
商稼村塾ふるさとやまぐち産業振興プラザ|山口県中小企業団体中央会
http://son19.com/ -
山陽食品工業ホームページ
http://www.sanyo-syokuhin.co.jp/ -
下関とふく - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/?curid=587679
「水曜どうでしょう」での登場シーン
原付西日本制覇
京都・金閣寺を出発し鹿児島を目指した原付(カブ)企画第2弾。
日程を取り直し山口県・萩から再開した後半戦初日(通算4日目)。
出演者2名が息も切れ切れカブを押して九州に上陸してすぐのこと。
「関門海峡 甘い物対決」
「ここに2つの包みがございます」
「山口名物のふぐかまぼこ」「甘い物じゃ…ない」「ただし!もう一つの方は…」「萩名物毛利の殿様巻き」「餅とあんこと夏みかん」
3日目の「大かにもなか」対決から始まった藤村D運転交代(通称“赤ヘル”)を賭けた“甘い物早食い対決”。
本企画2戦目となったミスターは、魔神から与えられた2択の譲歩もむなしく「毛利の殿様巻」2本を完食して固まった。
その場に残ったのはミスターが選べなかった甘い物ではない「ふくかま」。
「大泉くん…」「もし大泉君もよけりゃ僕は挑戦を受けるよ」
「ただ…残念ながらもう甘い物はもう食っちゃったしね」「かまぼこ勝負っていうことだけども」
完璧な捨て石とされたミスターは、苦笑いを浮かべ成り行きを見つめるのだった。
「いやでもやっぱりミスターと同じ条件でこう…包んでから…」「そうだねそれはそうだ」
「僕は公平な男だ」「ミスターと全く同じ条件で」「もちろんだよ」
「藤村さんこっちで!」「これでお願いします!」
茶番を楽しんだ末に大泉さんは、「ふくかま かにさし 5本入り」のボリュームを認識し身体をのけ反らせる。
これで目の前にいる魔神と早食い対決をしなければならないのだ。
「関門海峡 かまぼこ対決!」
「はぁい!」
早食い対決初参戦となった大泉さんは猛チャージを仕掛けるも、相手の人間離れした底力に恐れおののくことになる。
「鬼のような男だ…」
「がんばってる僕らを…いじめてるてことでいいよねぇ」「小腹のすいたキミがちょっとした酔興で…」
「いやもういいです僕の方も」「リスクが大き過ぎるから」
これらはほんの序章に過ぎないのだが。
※水曜どうでしょうDVD第20弾「原付西日本制覇/今世紀最後の水曜どうでしょう」/北海道テレビ放送株式会社 より
コメント