大かにもなか(齋藤製菓堂)
さんしょくおおかにもなか さいとうせいかどう

「水曜どうでしょう」に登場したグルメ「大かにもなか(齋藤製菓堂)」についての情報ページです。
基礎知識から番組登場シーンまでを詳しく紹介しています。
「大かにもなか」とは...

「三色大かにもなか」は、兵庫県豊岡市城崎町の「齋藤製菓堂」が製造販売する菓子。
山陰地方の冬の味覚「松葉がに」を模った最中(もなか)で、中にはあずき、抹茶、ゆずの3色の餡が入っている。城崎温泉のお土産としても人気を集める。
尚、これより小さいサイズの「かにもなか」も販売されている。
「水曜どうでしょう」では...
- 【原付西日本】にて、ミスターと藤村Dによる運転交代(通称“赤ヘル”)をかけた早食い対決の種目として登場。
- この「大かにもなか」対決の勃発以降、番組においてミスターVS魔神藤村Dの“甘いもの早食い対決”という構図が本格化していく。
「水曜どうでしょう」での登場シーン詳細
原付西日本制覇
京都・金閣寺を出発し鹿児島を目指した原付(カブ)企画第2弾。
初日の「城崎温泉」の宿では、非常事態への対応として藤村Dの運転交代も可能であるという旨が伝えられていた。
島根県を出発した前半戦最終日となる3日目、夕方の厳しい時間帯。
お尻も痛むという大泉さんだが、それでもやるしかないと気持ちを振りしぼり、曲がスタート。
そして念のため、寡黙に前を走るひょっとこさん(ミスター)にも確認を取った。
「あっ代わってくれるんですか?」
「限界かなぁ…」
あっさり弱音を吐いたミスターに戸惑い、ディレクターは少し時間を置いてからある条件を提案。
「まぁ僕と例えば勝負をしてですよ、僕に勝ったら…」
「えっな…何の勝負ですか?」「まぁ例えば、あのー早食いみたいなね」
「ミスター気をつけろ」「いやでもねぇ僕…人間変わったから」「でもヤツは魔神だよ」「これ万が一負けたら…」「かえって疲れちゃうもんな僕ねぇ…」「そいで後ろであいつはまだたぶん食ってるよ」
「なんだい?勝負逃げるのかい?」
疲れきって運転を代わってほしいミスターは、加えてこの頃、お酒をやめて甘い物が好きになっていたという。大泉さんの忠告も届かずあっさりと勝負に乗った。
山口県に入ってすぐの道の駅(「ゆとりパークたまがわ」)。
この時の大泉さんには“カルトな勝負”と揶揄されるが、これはここから企画内で本格的に始まっていくことになる“甘い物早食い対決”の第一戦目となる。
「それではミスター」「勝負をいたします」
「これはまた…」「これで1個ですよ」「ここに5つございます」
「なにからなにまで藤村くんのルールなんだけども」
「いや緊迫してきたなぁ」「この戦いはもうこれで二度目に…」
過去【サイコロ5】での指宿へ向かう快速「なのはな5号」車内にてにわかに勃発した白熊対決では、ミスターの荒業によって勝負があやふやになっていた。
互いの目の前に置かれた対戦種目、「城崎温泉」にて購入されていた名物「大かにもなか」(全長16cm/5個入り)。
先に2個を完食し3個目に手をつけた方が勝利という魔神の決めるがままのルールで勝負開始。
「レディー、ゴォウ!」
「早くもお茶を!」
「これは抹茶とねぇ、ゆず餡と…」「ミスター味の方はどうですか」「わかりまへん」
口いっぱいにもなかを詰め込みのた打ち回るミスターを眺め、魔神は終始ティータイムを楽しんだ。
「甘かったですねミスター」
「続投ってことでよろしくお願いします」「はい…」
「社長いじめんな!」
ミスターは大かにもなかを2個完食し、そして再びカブにまたがった。
その夜の萩の旅館では、この早食い対決についての疑問や不満が存分に煮詰められることになる。
「こればっかりは僕助けれないよ」「壮絶だもん」
「笑いながら淡々と同じペースで減ってくもなかを…」「恐かったね、嬉野くん」
「ミスターひとつ言っておくけど飲むっていうことだよ」「…飲めねぇよ」
※水曜どうでしょうDVD第20弾「原付西日本制覇/今世紀最後の水曜どうでしょう」/北海道テレビ放送株式会社 より
参考リンク
-
城崎温泉観光協会公式サイト
https://kinosaki-spa.gr.jp/ -
齋藤製菓堂 [食べログ]
https://tabelog.com/hyogo/A2808/A280801/28023613/
カテゴリ:食/グルメ
水曜どうでしょう情報|食/グルメ
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