ファースト ホテル グランド
基礎情報

「ファースト・ホテル・グランド(First Hotel Grand)」は、デンマーク、フュン島オーデンセにあるホテル。19世紀の上品な建物を利用。
周辺にはオーデンセの各観光スポットがある。
番組内で“歴史と格式のあるホテル”として紹介される。
「水曜どうでしょう」では
- 【ヨーロッパRE】にて宿泊。おなじみのダブルルームかと思いきや、セパレートするタイプの小さいベッドだった。
- マッチ売りの少女が部屋を訪ねてきたホテル。
「水曜どうでしょう」での登場シーン
ヨーロッパ・リベンジ
2年前の屈辱を晴らすべく再び乗り込んだ欧州。
北欧4ヵ国走破を目指したこの旅も移動は何故かパリからのスタート。旅の序盤はフランス、ドイツをひたすら北上する行程となった。
移動2日目にしてようやく1ヵ国目(累計14ヵ国目)のデンマークに入国。童話作家アンデルセンの出身地、フュン島の「オーデンセ」を到着地とした。
「今日はここでホテルを見つけますよ今」
「いろいろ買い物だとか、食事だとか」「そらぁ後ですよ」「わかってるな?オイ」「わかってます…」
「室内はクラシックなインテリアでまとめられ、エレガントだ」「よしよしよしよし」「グランドいいんじゃないですか」
前夜ドイツでの手痛すぎる教訓もあり、ガイドブックから目ぼしいホテルを決めて真っ先に部屋を取りに向かった。
「出てきたよ」「あるんじゃないか?」「…鍵を持ってきたぞぉ」
「見ろぉこの重厚な鍵を」
「グランドホテル」から出てきたディレクターは、満足げに部屋のカギを握りしめていた。
「こらぁ歴史と格式のあるホテルですなぁ確かに」
「2ツインルームスて言ったから」
「おぉ広いですな…あっ」「あっ」「今すごい…見せたい、ガッカリした顔してる…」「なんだ俺は単語おかしいか?」
「ノーダブルベッド ウィアーオールメン」「セパレート?」
海外ではもはやお馴染みとなったダブルベッド。しかしフロントにお馴染みの言葉を投げかけるとベッドは2つに分かれるとのこと。1人分のベッドスペースは狭かったが、ともあれ無事部屋を確保した。
「しかしどうだちょっとちっちゃいなぁ」「格式はどこいったんだよ…」「なんだ?だったら車ん中で寝るか?もっとちっちぇーぞ」
オーデンセの町を散策し、「アンデルセン幼年時代の家(H.C.Andersens Barndomshjem)」前でマッチを擦ってそれぞれの夢を見た後、疲れた一行はホテルの部屋に戻る。
そしてそこには来訪者があった。
「疲れましたなぁ」
「マッチ売りの少女なんてのはあれどういう話だったかな?」「こんな一節ですね…」
「おっ」
「あっ…」「マッチかってください」「大泉くん追い出してもう」「…もう3回目はいいから」
※水曜どうでしょうDVD第17弾「ヨーロッパ・リベンジ」/北海道テレビ放送株式会社 より
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