シーザーズ パレス

Caesars Palace

水曜どうでしょう」が宿泊した「シーザーズ パレス」についての情報ページです。

基本情報から番組での宿泊シーンまでを詳しく紹介しています。

「シーザーズ パレス」の基本情報

シーザーズ・パレス(Caesars Palace)」は、アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガスにあるカジノホテル。

1966年開業のラスベガスを代表する名門ホテルで、数々の映画にも登場。

ホテル名は古代ローマ帝国の軍人「ジュリアス・シーザー」からきており、ホテルも全体にローマ帝国調。館内設備や併設施設も充実しており、高級感を纏う。

「水曜どうでしょう」では...

  • 【アメリカ横断】にて宿泊し、カジノ騒動が巻き起こった。
  • 撮影は主に1326号室にて行われている。

「水曜どうでしょう」での宿泊シーン詳細

アメリカ合衆国横断

全日空(ANA)から招待された「CLUB ANA」(当時のビジネスクラス)でのアメリカ・サンフランシスコ観光。のはずが謎のマジシャンによって明かされた本当の企画、レンタカーでアメリカ合衆国横断の旅。

大泉さんの超人的な飲み込みの早さで早朝サンフランシスコを出発。

横断初日の到着地はカジノの街「ラスベガス」。

宿泊は、日本からの飛行機の中で2回も観た映画「アルマゲドン」にも登場する、有名ホテル「シーザーズ・パレス」。

「見てごらん、あれだよ…」「あれに泊まるぞどうでしょう」

車での入り方は分かりにくかった。

「どっから入るんだ?」「わかんないよもうデカ過ぎて」
「ロサン…えっ?ロサンゼルス行っちゃうか?」「藤村くん…」「あれ?あれ?」「藤村くん…」
「シーザーズ・パレスの横を抜けてオレ今フリーウェイ入っちゃったよ」「藤村くんっ!」「おーいラスベガスぅー

結局、ラスベガス到着から2時間後、やっとの思いでホテルの部屋にたどり着いた。


時に、彼らにはラスベガスについて事前に話していたことがあった。

ラスベガスのホテルはカジノに客を呼びたいため宿泊代や飲食代が安く、また様々な無料アトラクションもあるため、カジノはやらずにそれらだけを楽しむのが一番賢い過ごし方なのだという。

「泊まって、ぐっすり」「安く上がる」
「カジノ見た?」「ダメあれ」「ダメダメ…」

打合せ通りカジノはやらずに賢い楽しみ方を満喫すると決め、4人は夜のラスベガスに繰り出して大迫力の海賊や火山の野外ショーに満足し、ホテルに戻った。

「こういう楽しみ方なのラスベガスは」「全然お金使ってない」
「カジノしたら負けだよ」「僕らはその手にはのらない」
「も今寝るもん」
「そうそうそう…」「ちょっとやったらもうすぐ寝よう今日は」「なにが?」

どことなく落ち着かない様子の一同。

本当は、やりたくてしょうがなかったのだ。

そこでルールを決め、“ラスベガス30分1本勝負”と銘打って、勝った金額を競うことになる。

元手は自腹の50ドル、優勝者には負けた3人から帰りの羽田⇒札幌間のスーパーシート(国内線の上級座席)が与えられることに。

実益がかかった勝負ということで各々作戦を巡らせ、いざシーザーズ・パレスのカジノへと乗り込んだ。


30分後、部屋に戻った4人はそれぞれに含み笑いを浮かべている。

そして互いの様子をうかがいながら、順に結果を報告していった。

「けっこう役が出るもんだ」「24ドルの勝ちなんてこれは勝ちじゃない」「僕ね200ドル勝っちゃった…」「案外遊べるもんだね」「あとは出演陣…」
「それあんたのてめぇの金だろ」「やっぱあんただよ…あんたがやっぱ運が悪いんだよ
「僕は藤村くんと一緒だ」「おやぁ!」「ロイヤルストレートフラッシュ!」「出た…」
「大泉くん…大泉くんちょっと待って」「その200ドルここに置いてなかった?」

大泉さんはテーブルゲームのポーカー、他の3人はスロットマシンに興じたという。

結果は、出演陣とD陣とで明暗がはっきりと分かれていた。

挙句の果てに嘘までついてしまった大泉さん。彼はもう引き下がることができない心境へと仕上がっていく。

爆笑バンパイア」「笑うなよ
「どうします?もう寝るでしょ?」「あぁ?」「僕の勝手だよ」「嬉野くんこれを倍にしてあげるから」「おまえがひとの金で勝つわけねぇんだよ」「四国でクリームパン食ったろおまえ
「マヌケな顔で寝てなさいよあんたそこで」「藤村くんその100ドルよこしなさいよ」
「貸しなさい貸しなさい」「倍返しの大泉だ僕は

八十八ヵ所を回っても何も良い事が起きていない大泉さんは、今こそ御利益を授かるべく堰を切ったようにスタッフに現金をたかった。

翌朝、大泉さんの部屋。

ベッドサイドのテーブルには1ドル札3枚と紙切れが1枚置かれていた。

「あっ」「あっ」
3ドル
「二度と賭け事はしません。洋」

大泉さんは寝起きにTシャツとパンツの状態で“弾劾”を受け、“反省マジックショー”を披露。

出発時には全員の荷物を運び運転席に座ったその男は、それからの道中も不名誉な肩書を背負うことになる。

また、ホテルで15ドルで購入(借金)した“シャネル(知恵の輪)のサングラスも登場し、これをきっかけとして大泉さんのアメリカナイズも徐々に始まっていく。

※水曜どうでしょうDVD第15弾「アメリカ合衆国横断」/北海道テレビ放送株式会社 より

カテゴリ:宿/ホテル

コメント

非公開コメント