百瀬川
「百瀬川」とは...

「百瀬川(ももせがわ)」は、滋賀県高島市内を流れ琵琶湖に注ぐ一級河川。
土砂が堆積して周辺の平地面よりも高くなった典型的な天井川となっている。
周囲の地面との高低差は大きく、川を横断する県道287号には橋ではなく川の下を通る「百瀬川隧道(トンネル)」がある。
(※滋賀県には姉川や野洲川、廃川となった旧草津川など天井川が多い。)
また、百瀬川は上流部にて山地の谷口を頂点に扇状に砂礫が堆積した扇状地を形成。扇状地はその頂点を扇頂、末端を扇端、中央部を扇央と呼ぶが、扇央は伏流により地下水位が低いため水田には利用しにくく、果樹園などに利用される。
「水曜どうでしょう」では...
- 【クイズ!試験】“大学入試150”の地形図問題を大泉さんが答えられずスタジオから直行。最初のフィールドワーク地となり、正解が分かるまで「百瀬川隧道(トンネル)」を通過した。また、扇状地についても現地学習。
「水曜どうでしょう」での登場シーン詳細
クイズ!試験に出るどうでしょう
試験に出るどうでしょう第1弾。
安田さんを司会者に迎え、クイズ番組形式で始まった早朝のスタジオ収録。
分野はどうでしょうらしく「地理」、解答者の大泉さんは小手調べとして選択した第1問中学入試10の「リアス式海岸」を難なく正解。
しかし、第2問で果敢にも大学入試150を選択。
「百瀬川」周辺についての3問構成の地形図問題。問1「扇状地」には正解するも、問2の川の地形については残念ながら答えられず。
そして、意味ありげに話し出すミスターの言葉を聞きながら、単なるクイズだと聞かされていた大泉さんは状況を悟った。
「琵琶湖のあたりですね」「滋賀県になります」
「答えられなかったんで…」「やはり」「は?」
「実際にね」「いやいやっ!」
「じゃ大泉さん行きましょう」「安田さんは」「あのー、こちらに…」
詳細を聞かされていなかったもう1人の男、安田さん。
ここで初めて、大泉さんは間違えた問題を実際に現地に行って学習、司会者の安田さんは大泉さんが200点を取れるまでスタジオに待機(監禁)という企画のルールが、2人に明かされた。
まだ事の重大さを全て飲み込めていない安田さんをスタジオに残し、4人は千歳空港へと出発。
道中では加えて大泉さんに、制限時間48時間以内に200点を取れなかった場合の罰ゲーム“四国八十八ヵ所”が発表された。
午後になって滋賀県今津町に到着。実際の「扇状地」を見学。
「左の方山が迫ってるでしょう」「果樹園がありましたね」
「百瀬川の、下を、この国道が通っていると」「多分行けば何となく、イメージがわいて…その言葉が浮かぶ…」
問2の「百瀬川」にたどり着き、地図で見た「百瀬川トンネル」を実際に車で通過。
「土手の上これ川ですよ」「どうですか大泉さん!」
「普通の屋根でしたよ」「屋根!」「屋根!」
「もう一度行ってみましょうか」
再度試みる。
「ドーム川!」
「ちょっと一回車とめていいですか」
「何ですか?」「説教ですか」
多少の内輪もめの後、車を降りて歩行者用のトンネルを歩いた。
自らの足で川の下を通過した大泉さんは問2の正答を導き出す。
「頭ぶつけるよ」
「こらもう天井につきそうですよ」「おっ、おおっ」「頭がぶつかりますよ」「どこに?どこに?」
「天井に」「天井川」
「まさにフィールドワーク」
その後、実際の川や周辺の果樹園などをフィールドワーク。問3の「扇央」、そしてその特徴(伏流により河川水に乏しく、果樹園などに利用される)についてを現地で学んだ。
学習が終わると、忘れていたスタジオの安田さんに電話。
大泉さんは、そこから静岡県へと向かうことになる。
※水曜どうでしょうDVD第14弾「クイズ!試験に出るどうでしょう/四国八十八ヵ所/釣りバカ対決 氷上わかさぎ釣り対決」/北海道テレビ放送株式会社 より
参考リンク
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百瀬川隧道 - ニッポン旅マガジン
https://tabi-mag.jp/sg0211/ -
百瀬川扇状地&マキノ夢の森
http://www.eonet.ne.jp/~otto/ -
百瀬川 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/?curid=3221813 -
滋賀県道287号小荒路牧野沢線 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/?curid=295862
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