仙台港
「仙台港」とは...

「仙台港(せんだいこう)」は、宮城県仙台市、多賀城市、七ヶ浜町にまたがる港。
正確には「仙台塩釜港」の仙台区で、仙台・塩釜・松島・石巻の港区からなる港の一部。
コンテナ航路等、商港としての機能が拡充されており、宮城県および東北地方の物流拠点となっている。
旅客分野でも名古屋港および苫小牧港との間にフェリーが就航。また、一帯はレジャースポットとしても広く利用され、釣り客やサーファーをはじめ、ビーチバレーやトライアスロンの大会なども行われ人が集まる。
「水曜どうでしょう」では...
- 【東北生き地獄】にて、伊達政宗(大泉さん)と松(ミスター)に変装し、ツアー客一行が乗る太平洋フェリー「いしかり」到着を待ちかまえた。
「水曜どうでしょう」での登場シーン詳細
東北2泊3日生き地獄ツアー
当時企画され水曜どうでしょう熱狂的なファン約400名が参加した桜前線捕獲大作戦のロケ地を巡るツアー。
太平洋フェリー「いしかり」に乗って北海道・苫小牧港を出発したツアー客一行。一方、どうでしょう班はある企画を遂行するため、フェリーが到着する「仙台港」に先回りしていた。
本当はファンの近くで一緒にツアーを楽しみたい出演者の2人だったが、安全面からツアーには同行しないよう通達されていた。
「一番恐いのはパニックです」「パニックはもうこれ必至です」
「同行できないのならばせめて」「皆さんの近くに行きたい」
「苦肉の策です」
「スタイリスト…小松江里子」「腕だめし」
パニック回避のため、絶対にバレないよう、スタイリストの手腕による「変装」という“苦肉の策”を講じた出演者2人がツアー客を出迎えることになる。
それまでも「水曜どうでしょう」において数々の伝説と呼ばれる仕事を残してきた小松スタイリスト。ここでは「仙台」を強調しすぎた2つの衣装を用意し、一同の度肝を抜く。
「いやいやいや」「バレるだろー」「大丈夫じゃねぇよ」
「緑のものが…」「木ですね…つまり」「さすがは天才スタイリスト小松…」「一発目から…植物をもう…」
「この変装であればバレないと思います」「バレないでしょう」
「枝ぶりだって…3枚ですよ」「これはね手と頭ですよ」「あっあぁぁっ!」「右手と…」
見事に仙台港に溶け込む変装をした2人がスタンバイ。トランシーバーを握る政宗、そして約400名のファンを乗せたフェリーが到着。
もしバレたらパニックが起こってしまうため、じっと動かずに下船してくるツアー客を出迎えた。
「こちら政宗…」
「ハハハハハ…」
「通る者全員が伊達か松に手を振ってますが…」
「ひょっとして…ひょっとしてバレてないでしょうか」
次のポイントに向かう車内で、甲冑を着たままの大泉さんは早くもスタッフを叱った。
茶色い布を巻きつけられたままのミスターは、既に疲弊していた。
「ミスターがんばってるぅ♡って言われてたもん…」「どんだけ可哀そうだったか」「いやぁ…バレたなぁ」
「僕もちょっと若干疑問が…」「あった?あったら言わないと小松に」「実際立ってたのは僕らなんだから」「身も心も寒かった」
「朝だからね…ツアー客のテンションも低いから…パニックまでにはいかないけども」
「仙台港だけはなんとか」「あと10分居たら…いってたね」「撤収もあざやかでした」
ファンを乗せて仙台港を出発したツアーバス10台はゆっくり「厳美渓」へと向かう。
次こそバレずに完遂するため、どうでしょう班は全速で先回りした。
「次の所は本当に真剣に…」「じゃ今のは真剣じゃなかったの?」「仙台港ふまじめだったな」
「違い…そうです」
「プロの仕事しよう」
※水曜どうでしょうDVD第13弾「日本全国絵ハガキの旅/シェフ大泉 車内でクリスマス・パーティー/東北2泊3日生き地獄ツアー」/北海道テレビ放送株式会社 より
参考リンク
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仙台港 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/?curid=149344
カテゴリ:ロケ地(日本)
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