上発知のしだれ桜
かみほっちのしだれざくら

「水曜どうでしょう」に登場した「上発知のしだれ桜」についての情報ページです。
基本情報から番組登場シーンまでを詳しく紹介しています。
「上発知のしだれ桜」とは...

「上発知のしだれ桜(かみほっちのしだれざくら)」は、群馬県沼田市上発知町にある一本桜(シダレザクラ)。
根元に赤い帽子のお地蔵さんが立っており、そのなんとも言えない風情から、時季には風景カメラマンや観光客が訪れる。
シダレザクラは通常ソメイヨシノよりも開花は早いが、高地で寒冷な土地のため見頃は例年4月中旬~下旬。
「水曜どうでしょう」では...
- 【絵ハガキ1】第1の選択の風景となり、訪れた。
「水曜どうでしょう」での登場シーン詳細
日本全国絵ハガキの旅
抽選で選んだ絵ハガキの美しい風景を実際に撮影しに行くという絵ハガキの旅第1弾。
移動映像ばかりの「水曜どうでしょう」の欠陥を認め、本来の旅番組を作ろうと思い立った新企画。しかし早朝の羽田空港にて行き先を抽選するという聞き慣れた行為から旅が始まる。
見栄えだけでも変えるために抽選箱に入れられた一向に混ざる気配のない絵ハガキ50枚。
記念すべき第1の選択、大泉さんが引いたのは、お地蔵さんとしだれ桜が映った絵ハガキ。群馬県沼田市上発知町。
「わぁかんねぇよこんなのぉ…」「なにこれ」
「群馬県かぁ…」「羽田にいる意味がなかったですねぇ」「みごろ4月下旬」
「わりっけど、しょっぱなから行きたくねぇもの」「なんで京都とか引かねぇんだよ」
始発の飛行機に合わせて早朝の羽田から企画をスタートした意味はなかった。
移動は羽田空港からモノレールで浜松町、在来線で東京、上越新幹線で上毛高原に向かい、以後はレンタカーとなった。
上越新幹線「あさひ403号」車内では、改めて目的地の「上発知」について話し合い、“薬味”や、“幕の内弁当の魚型の醤油”などと表現される。
「他にまだたくさんあるのに…」「うれしーは薬味だって言ってたから」「食って多分しょっぱいって言うんですよ」「当たり前だろと」
「地蔵無いっつったら俺あわてて彫るから」
「わかりますよ」「上発知はほっち?って聞けばいいですから」
ミスターのダジャレには触れない方向で進めることに。
「上毛高原駅」に着いた頃、ミスターは女ツアーガイドになり、客の大泉さんを案内する形式になっている。
危うく大泉さんは駅前でサイコロを振りそうになるが、気を取り直し、用意されたかなり小型のレンタカーに乗り込む。運転はもちろん大泉さん。
後部座席で地図を広げているミスターは、上発知の位置や周辺情報をすでに把握していた。しかしこの企画では、絵ハガキと全く同じ場所を探さなくてはいけない。
「発知のねぇヒガンザクラとか色々あるんだわ」
「後ろ狭くないかい?」「まぁちょっとの我慢だ」「さぁてどうかな?」
詳しいポイントについては、絵ハガキの写真を頼りに探すしか方法はなかった。
そして大泉さんは意外とミスターのダジャレを気に入っていた。
「地蔵と桜しか手がかりはないから」
「看板出てるでしょ」「あぁ…有名だったらね」
「ほっち側に行けばいいんだね?」「なに?」
上発知に入っても案内板などの手がかりは見つからず、最悪の場合を考え始める。
前回のアラスカの旅では、コールドフットにてオーロラを見るために(寝るために)、各々で茶番を展開させてしまったところだった。
「しだれ桜を押さえておいた方がいいよ」「最悪この辺で撮るしかないんだから」
「赤い頭巾かなんかをミスターかなんかにしてね…」
「もうもうそういうことはやめようよ 茶番は」
地蔵やしだれ桜は見つけるが、どれも写真のものではない。
どうでしょう班は地元住民への聞き込みを始めていった。
「県道沿い」「ガラス屋さん…」
「ガラス屋さん、どーも握ってるなぁ」
親切な方々のおかげで、どうやらキーパーソンらしいガラス屋さんにたどり着く。
なんと同じような写真を撮ったことがあるとのこと。
「あそこだかしんない」「このお地蔵さんだわ」
「見たらね、なるほどあるんだよ」「あの杉やぶの陰なんだよ」
ガラス屋さんの言うとおりに進み、杉やぶを越えた所の風景を見て一同は声を上げる。
「おっ」「あれだよ!」「あれだ」「あれだあれだ」
「あれお地蔵さんでしょ」
「こりゃいい風景ですね」
「おんなじ顔してますよ」「ほら…」
同じアングルを探して2人が風景の中に入ったが、最初の絵ハガキとなったここでの映像に関しては、絵ハガキの写真とはあまり似ていなかった。
ともあれ、来る前は散々な言われようだった上発知にて、予想外の良い風景に満足する4人。
「残念だったのが時季外れっていう事だけ」
「良かったんじゃないでしょうか」「近かったし」「意外といいとこだったし」
「さよなら、お地蔵さん」
続いて次の絵ハガキは、ミスターの右手が本来の力を発揮し、四国・徳島県「霊山寺」。
どうでしょう班は勝手知ったる土地へと向かう。
※水曜どうでしょうDVD第13弾「日本全国絵ハガキの旅/シェフ大泉 車内でクリスマス・パーティー/東北2泊3日生き地獄ツアー」/北海道テレビ放送株式会社 より
参考リンク
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上発知シダレザクラ|沼田市公式ホームページ
http://www.city.numata.gunma.jp/kanko/sakura/sakura/1003074.html
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