キングサーモン(マスノスケ)
基礎情報
「キングサーモン(King salmon)」は、「チヌーク(シヌーク)サーモン(Chinook salmon)」の別称。サケ目サケ科に属する魚で、和名は「マスノスケ(鱒の介)」。
アラスカからカムチャツカ半島にかけての北太平洋を中心にオホーツク海、日本海北部などに分布、特にアラスカ沖の北太平洋に偏る。日本の鮮魚店などでは別種の「タイセイヨウサケ(アトランティックサーモン)」も「キングサーモン」の名前で並べられている場合も多い。
食用としてはサケ類の中でも特に脂肪分が多く、美味とされる。日本国内で流通するものの多くはアラスカやロシアなどからの輸入品(主に養殖)。また卵も他のサケ同様、イクラなどに加工される。
「水曜どうでしょう」では
- 【アラスカ北極圏】に登場。ピストル大泉にて「キングサーモンと貝柱のソテー」が提供される。
参考リンク
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マスノスケ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/?curid=383047 -
市場魚貝類図鑑 ぼうずコンニャク
https://www.zukan-bouz.com/
「水曜どうでしょう」での登場シーン
北極圏突入~アラスカ半島620マイル~
アメリカ・アラスカ州の北極圏にキャンピングカーでオーロラを見に行く旅。
アラスカに到着してから5日目、キャントウェルからようやく本腰を入れて北へと進みだした一行。
それまで2晩開店し、魅惑の料理でVTRの多くを占めていたビストロ大泉。アラスカ州第2の都市「フェアバンクス」の大型スーパー「フレッドマイヤー(Fred Meyer)」にて食材を買い足す。
料理長はかねてよりディレクターがリクエストしていた「キングサーモン」を購入。
「キングサーモン食べたい?」「もちろんできます」
そのままフェアバンクス郊外の「リバービューRVパーク」を宿泊地とした。夕食前には、たまった食事への不満からディレクターと何度も口論になってしまうが、シェフの料理以外に生きていく方法はない。
この日のディナー開店は、最後には「ピストル大泉」と称されることになる。
コースが始まり“本日のスープ”を終えると、いよいよキングサーモンを手に取ったシェフ。
「サーモンじゃないですか?あれ」「色がすごく良いんですよ」「あのまま塩コショウにつけて焼けばいいのに…」
前夜までの「ハリバット」と代わっても、魚は例外なく炎上させる。
「ここでやればいいか…フランベは」「えっ!」「えっ」
「大泉さんっ!」「早く!消して!」
通算3度目の大炎上を経てテーブルに運ばれた「キングサーモンと貝柱のソテー」。
しかし、ソテーされたアスパラとスライスレモンが添えられた見事な一皿に仕上げられていた。
「どうなの!この見栄え」
「これは、冗談でなくおいしい」「焼き方も上手だよ」
キングサーモンはうまくいった。
※水曜どうでしょうDVD第12弾「香港大観光旅行/門別沖 釣りバカ対決/北極圏突入~アラスカ半島620マイル~」/北海道テレビ放送株式会社 より
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