グア・テリンガ

GUA TELINGA
カテゴリ:『地』
※閉鎖

基礎情報

グア・テリンガ(GUA TELINGA)」は、マレーシアの「タマンネガラ(国立公園)」内に多数ある洞窟の内のひとつ。多数のコウモリが生息している。

落盤のため現在は閉鎖されている。

「水曜どうでしょう」では

  • 【ジャングル1】及び【ジャングルRE】にて探検。
  • 2度ともジャングル探検を締めくくる最後のアクティビティとして行われ、コウモリやヘビにおびえながら、お互いの人間性を観察し合うという結果になる。
グア・テリンガ

「水曜どうでしょう」での登場シーン

マレーシアジャングル探検

マレーシアの国立公園(タマン・ヌガラ)でジャングル探検。

探検3日目(最終日)に洞窟「グア・テリンガ」を探検する。

そして彼らはここで、冒険のみならず人生において大切な真理を学ぶことになる。

洞窟探検を終えてベースキャンプの「タマン・ヌガラ リゾート」に戻った後、2人は達観した面持ちで心情を語り出している。

「…やっぱり慌てないってことですよね」「常に沈着冷静にしていれば」
「それとやっぱり頼れるのはその…周りにいる仲間だけ」「を深めて、一致団結して…」「仲間を信じるってこと」
人間とはどういう生物か?


日時は、鮮烈な武勇伝を残した「ブンブン・バラウ」から帰還した後の、探検最終日午後3時過ぎ。

ベースキャンプ前にて、最後のイベントとなった洞窟探検へと意気込む一同。

洞窟には、コウモリやトカゲ、ヘビの類が潜むという。

「こう言っちゃなんだけど僕はもう…ヘビはもう…得意中の得意だから」「ヘビ使い」「レッドスネークカモン!」「ヘビが出たらちょっと僕にまず…まずは言いなさい」
マレーシア最後の冒険」「バリケードは今日は作れないよ」

ヘビの絵すら見ることができないミスターを連れ、ガイドさんと共にボートと徒歩で洞窟「グア・テリンガ」へ。

冒険映画のワンシーンのような船着き場に降り、ジャングルを30分ほど歩くと到着。

しかし入り口と呼べるような箇所は見当たらない。

「どっから入るんだろうね…」「あん中じゃないよねぇ」

岩にできた割れ目のような空洞へと躊躇なく入って行くガイドに、恐る恐る追随するどうでしょう班。

「そんなとこ行くのかよ」「うわ、やだなぁ…」

目を疑うような狭い岩のすき間を抜けて奥へ。次第に日の光も届かなくなっていく。

そして間もなく、先を進んでいた大泉さんの悲鳴が聞こえる。

コウモリいっぱいついてるよぉ
「こんなん絶対視聴率下がるって…」「これはなんだよコウモリがぁやめてよっ」「早く行け!大泉」「騒ぐなって」「うっ」
「ごめん…またこんなとこ連れて来ちゃった」

ディレクターは探検早々、またしても来てはいけない場所に来てしまった現状を後悔した。

それでも時すでに遅く、現地のガイドさんはおよそ観光用に整備されているとは言い難い暗闇へと4人を導いていく。

「危険だよ本当に…」「こらぁ日本じゃこんなとこ絶対ダメだよ」「こんなツアーになんで金払うんだよ」

再び大泉さんの擦り切れるような悲鳴。

次第にその状況に苛立ち始める一同、至近距離でコウモリの群れの横を通過する。

あっあ」「コウモリがチューって鳴いてるよぉー
「うっそーこん中行くの?」「もうやめようや…」「一番危険だって」「すぐ近くにいるからな」「いいかみんなパニックになるな」「おまえだよ」
なんで逆さなんだよ」「リタイヤ リタイヤ

岩のすき間はまた一段と狭くなった頃、後ろで騒いでいるうちにガイドについて先に行ってしまったミスターが、なぜか慌てて逃げ帰ってきた。

「どうしたの鈴井さん…」「スネーク スネーク

続いてガイドさんも戻って来る。ついに現れた“Danger snake”。

映像欲しさにガイドにまでカメラを持たせようするディレクターと、危険手当を請求し始める出演者。

偵察に行ったガイドさんに促され、嬉野Dはカメラを持って男らしく進みだす。

背後には暗闇とコウモリの羽音が迫っている後衛の3人は、前方の危険が去ったとみるとすかさず我先にと順番を奪い合った。

「うれしーちょっと行きなさいよ」「ガイドさん撮りなさいよ!カメラ持ってって」「持たせないんだったらあんたが行きなさいようれしー」
「これアレだよ…危険手当もらうよこれは」
「Slowly」「アイアム!」「オレ次…」「オレが次だよ!」「いや何言ってんだよオレが次だよ何言ってんだよ!」
おわっ!スネイク」「ホワイトスネイクカモン!」

嬉野Dは前衛できっちりヘビの胴体をカメラに押さえた。

そして行き着いたのは、一見行き止まりのように見える空間。ガイドさんが“This way”と指した先には、かろうじて岩と岩の間にすき間が見えた。

このあたりからはカメラは音声を記録するだけの荷物となり、罵り合いの様相はさらに色濃くなっていく。

「This way?」「This way ねぇって!wayが
「これねぇ藤やん抜けないかもしれない」「うそ…デブはダメかい!」「デブでヒゲはえてたらダメなのかよ
「大泉くん一番うしろ行きなさいよ」「これデブは無理だって!」「ちょっと待て藤やん」「オレを残すなよ」
「藤村さんがもうちょっとゆっくり来なきゃだめだよ」「うるさいよ!残された身になってごらんよ」「後ろにはヘビがいるんだから」

後に“デブの穴”と呼ばれることになるこの難関を過ぎると日の光が入り、間もなく出口。

探検の最後には、洞窟から這い出てくるヘッドライトを付けた藤村Dが映った。

「終わったかい?」
「みんな大丈夫だった?」「うるさいよ!
「…何の刑だよ?これは


ベースキャンプに戻った後の話には続きがある。

人間とはどういう生物か?
「どんなにね人というものがねぇ汚い生き物か」「あの洞窟なんてのはただの罵り合いですからね」
「我々も…番組を作る側としてあまりにも出演者を…」「問題だよねぇ」「わけわかんない画ばっかり」
「いいだけお互いが見えちゃったもん…」

「水曜どうでしょう」が始まって1年半ほどのこの頃。日々つらい旅を共にし、それが報われ放送時間帯も早まってこれからという時。

野生動物の生態を観察しに来たマレーシアのジャングルで、それ以上にお互いの人間性を観察し合ってしまうどうでしょう班だった。

※水曜どうでしょうDVD第10弾「東京2泊3日70km/マレーシアジャングル探検」/北海道テレビ放送株式会社 より

ジャングル・リベンジ

レギュラー放送終了後、1年9ヶ月ぶりの本格的な旅企画。大泉さんをダマしてマレーシアまで引き連れ、再び挑んだ悪夢のジャングル探検。

二晩のブンブン宿泊を終え8日目(ジャングル最終日の5日目)、すでにお腹いっぱいとなっていた彼らには、最後の探検が待っている。

「このあと…いよいよ最後!」「洞窟探検
「もぅいいじゃねぇかもう…なにがしてぇんだよ…」

6年前にも探検し、コウモリやヘビにおびえ、結局は罵り合いとなってしまった洞窟「グア・テリンガ」

思い起こせば「ホテル イスタナ」にて本当の企画予定が明かされた際、大泉さんは年月を経た4人がまたこの洞窟に挑戦することを“浪漫(ロマン)”と表現していた。

あの頃は…」「人間として…若いところが」「あれからもう6年…」
「どれだけね、レベルアップして…人間として大きくなったか?」
いいとこ見せましょう」「二度とおまえらに会いたくない!って言って終りたくない」「間違えても謝罪会見をするようなね…」

これが終われば「水曜どうでしょう」はまたしばらくの休業。最後に人間的な成長を見せ、良い形で企画を締めようと一同は気を取り直した。

前回と同じく、移動はボートと徒歩。“一致団結”し、露骨にお互いを気遣いながら6年ぶりの洞窟探検へ。

道中の吊り橋でディレクターは早くも言葉を荒げそうになるが踏み止まり、出演者も入り口に着くまでは精悍な顔つきを保った。

「…久しぶりだねぇ」「字も…かすれちゃってるよ」
「醜態見せるな」「いいか、涼しい顔で通り抜けるぞ」
「しかしどうだ、我々もさることながらグアテリンガも…スキルアップしてる感じが…」
行くか!」「何なのこのにおいは…」「コウモリのフン…」「ぅぅわぁ…」

外にまで漂うコウモリの気配に顔をしかめ、覚悟を決める。

ミスターを先頭にガイドに付き従って入洞、探検開始。

最後尾の藤村Dはしきりに“団結”を強調し、前を行く嬉野Dに密着しながら進んでいった。

「こんな厳しかったっけ?のっけから…」「せめぇ…」
「早い!もうカメラ持ったぞオレ!」
「カエルが…」「あぁー!」「なによぉ!」「ミスター取り乱しちゃダメだって」
「飛んでる飛んでる!コウモリ飛んでる!」

そして、アッサリと直立で通り抜けるという事前の大泉さんの宣言もむなしく、洞窟内は6年前とほとんど同じような映像となっていく。

「こんなにすごかったっけ…」「コウモリ飛んでるよぉー」
「うわぁっ!」「すごい数のコーモリぶら下がってるよぉー」


「お互い思いやりでいこうよ」「大丈夫?」
「僕はやっぱりさ…仲間がいるとさ頑張っていけるよ…」「ひとりじゃないんだから」


「藤村さんもうちょっと離れておいでって言ってるでしょ」「なっ…なに?
「みんな行くなよ 行くなよ!」「うるさいんだって…」
「おまえら信用できねぇから」「なんだ?言ったな バカ


「あっビックリした だ」「人いるぞ」
地底人か?」
バカじゃねぇのか?しゃべんなよもう!


あ゛ーっ」「…絶対 上見んなよ!」
「ひとりにしないでぇー」「通れねぇってぇー
あぁー!」「おい何やってんだよラン!」「すっごい飛んでる!」「手ぇつくとこ全部…コウモリのフンなんだもん…」

ヘビこそ出なかったが、心なしか前回よりも道は険しく、コウモリも増えて地面はフンまみれ。

記憶に残る最後の難関では、藤村Dの口から6年ぶりに同じ言葉が出てしまう。

「うわぁ!デブの穴だコレ」「藤村さんこれホント無理!」
デブでヒゲだったらやっぱり…来ちゃいけねぇのかよ!
「あぁ…ひとりになっちゃうよぉ」「うれしのくぅーん いっしょに行っていい?」「一緒には来れないよ藤村くん!」
なんだ?コレ!なんだよ!コレ!」「来るな!来るなって」
「あぁ、あぁ…」


「大丈夫か?」「大丈夫?」「大丈夫?藤村くん」
「大丈夫じゃないよ」

“デブの穴”を抜けたらようやく出口となる。

「押すなって!押すなよオレを!」「もう出口なんだろ!」「オレを押すな」
オレを押すなって!
「どうやって上がんだよここ…」「自分で考えなさいよそんなの」
「…怒ってんの?」

探検が終わると、大泉さんはディレクターに早急な謝罪会見を要求した。

「こうやって最後にね みんなに対してこういうキツイことをね…課して終わる」「どうでしょう流だね」
はぁ?
「行く必要なかったねまったく…」
「も…もう一回?」「なにバカなこと言ってんだよ」「一生来ないんだよもう

ロッジに戻ると、ミスターは澄ました顔で2度目の洞窟探検を振り返った。

懐かしさでいっぱいでしたね」
「ずいぶんと狭くなったんじゃねぇか?っていう」「それはやっぱりほら…僕らのスケールが…大きくなった

※水曜どうでしょうDVD第6弾「ジャングル・リベンジ/6年間の事件簿!今語る!あの日!あの時!/プチ復活!思い出のロケ地を訪ねる小さな旅」/北海道テレビ放送株式会社 より

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