グランドプリンスホテル高輪(旧 高輪プリンスホテル)
基礎情報
「グランドプリンスホテル高輪(たかなわ)」は、東京都港区高輪にあるホテル。
現存する中で最も古く、また、高輪地区で最初に開業した「プリンスホテル」。宿泊のほか、レストラン、バー、ウェディング施設も完備。
2016年にリニューアルオープン。別館が「高輪 花香路(たなかわ はなこうろ)」の名称で和室16室の構成に。本館もクラブラウンジやフィットネスルームなどが新設された。一部のレストランや婚礼施設の機能は、同一敷地内の「グランドプリンスホテル新高輪」に移された。
「水曜どうでしょう」では
- 【東京ウォーカー】にて宿泊。当時の名称は「高輪プリンスホテル」。
- 当初は「品川プリンスホテル」に泊まる予定だったが、満室であった。
参考リンク
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公式ホームページ「グランドプリンスホテル高輪」
https://www.princehotels.co.jp/takanawa/ -
グランドプリンスホテル高輪 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/?curid=1326997
「水曜どうでしょう」での登場シーン
東京2泊3日70km
羽田空港内からスタートし、徒歩のみで東京を満喫するという東京ウォーカー。
初日、最初の目的地「田園調布」(大泉さんの行きたいポイント③)の駅前に到着したのはすでに午後4時半。大泉さんがもういいよと言っているにもかかわらず、次の目的地「お台場」へと歩き出す。
引き続き雨の中カッパで惨めに歩き、徐々に日が暮れ始める。
途中、ライトを出すのもめんどくさいということで、歩道橋の明かりの下で一旦撮影。
「お台場はまた日を改め明日ということで」「なんとか品川…あたり」「かなり遠いです」
「え、電車で行けば?」「だいたいなんでお台場向かってんの?」「もうわからない、何がしたいのか…」「東京満喫してんだよ」「大っ嫌いだよこんなとこ」
雨もさらに強まる中歩き続け、大泉さんでさえ黙ってしまう。
品川区に入っても雨は降り続け、大泉さんの持つ地図もどんどん雨水を吸っていく。そして革靴の大泉さんを筆頭にどんどん足が痛くなる。
なんにしても、遠い最後の目的地「大泉学園」があるため、少しでも歩いておかなければならない。
「哀れだねぇ」
「それぞれがひとりになり過ぎますね」「大泉くんしゃべってないもん」「痛いんだからしょうがないもんねこれ」「訴えてもいいんじゃないかと思うんだよねぇ」「今回ばかりは」
午後8時過ぎ、ようやく「高輪プリンスホテル」に入る。
部屋では、カニみたいな頭になってしまった大泉さんが、改めて今回の企画への疑問と不満を説く。
そして今まで散々言ってきた深夜バスのありがたさまで感じことになる。
「いやいや…」「痛いですよねぇー」「色々と僕も文句は言ってきたけど」「痛いですって言ったことないもんね…」「大泉洋さんの行きたい東京…」
「深夜バスに乗りたいでしょ?」「あれは楽なもんだよ」「旅の原点とかいう問題じゃない」「文明を無視してるもんね」
「僕はねぇこんな足じゃないよ」「これケガだと思うよ」「初日もクソもなくこれは普通中止でしょ」
大泉さんが折りたたんで持ち歩いていた地図ボードは、濡れて乾いて、すっかり反り返ってしまった。
「地図を見てみましょうか」「スルメみたいなねぇ」「カタい八ツ橋みたいな」
「風をモロに受けるね」「飛んで行けるならまだ楽だけどさ」
なんにせよ、初日で思いのほか足が痛くなり、すでにミスター以外は歩き方が馬場になってしまった。
大泉さんはイカンガーを引き合いに出し、走った方がまだ楽なのではないかと言い出すが、それは一笑に付された。
また、この時食べた鉄板焼きが思いのほか高額で、後々どうでしょう部の部費を圧迫することにもなる。
翌朝は雨は止み、大泉さんも元気になって、ここから合流した次の挑戦者テレビブロス(東京ニュース通信社)の取材班と共に歩き出すのであった。
※水曜どうでしょうDVD第10弾「東京2泊3日70km/マレーシアジャングル探検」/北海道テレビ放送株式会社 より
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