赤福
基礎情報

「赤福(あかふく)」は、餅の上にこしあんをのせた三重県伊勢市名物の餅菓子。「株式会社赤福」が製造販売する。
1707年に誕生。形は伊勢神宮神域を流れる五十鈴川のせせらぎ、餡の三筋は清流、餅は川底の小石を表す。伊勢神宮前「おかげ横丁」の川沿いに本店があり、美味しい番茶と共に出来立ての赤福を食べることができ、作る様子も見ることができる。
「水曜どうでしょう」では
参考リンク
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伊勢名物赤福公式ホームページ
https://www.akafuku.co.jp/ -
伊勢内宮前「おかげ横丁」ウェブサイト
https://www.okageyokocho.co.jp/ -
赤福餅 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/?curid=77569
「水曜どうでしょう」での登場シーン
サイコロ4~日本列島完全制覇~
サイコロの旅第4弾。
2日目、登山家大泉さんとの「黒部・立山アルペンルート」を終えて午後5時半。信濃大町駅前にてミスターが振った第5の選択は、「②伊勢神宮でお参り 伊勢(三重)」。
公共の交通手段はなく、夜通しレンタカーを走らせ、午前3時29分「伊勢神宮」に到着。
狭いレンタカー車内で仮眠後、大鳥居を背に大泉さんが振った第6の選択は「①無理して近づく新幹線 仙台」。松阪牛の目は出なかったが、ようやくまともに北上することができる。
そうと決まればと足早に歩き出すミスターを、何やら意味有りげに呼び止める藤村D。
「ミスター」
「なになになになに…いらないよぉー」「いらない、名物はいらないぞぉ」
「オレはさっきその文字見てすごいここに来たことを後悔してるんだ」
伊勢神宮前の「おかげ横丁」内には、伊勢の名物餅菓子で有名な「赤福」の本店があるのだ。
「ミスターせっかく来たんだから名物のひとつも食っていこうや」「赤福っていうね」
「あの…見た目全部あんこに見える箱だろ?」
赤福本店、五十鈴川を眺める縁側席にて、ミスターに朝食が用意される。
「ぜんぶあんこだ」「よぉっ」「おぉっ」
「痛々しい顔しないでね、使えなくなるから」「あっ…」「だめだそれ使えない」
「もうそろそろそれ最後にしといた方がいいよ」「何言ってんの大好きだもぉん」
甘い物が大好きなミスターは「赤福」を3皿(合計9個)完食した。
「これ以上やるとね本当にダメだから」「やめとこう」
「死んじゃっちゃおもしろくない」
※水曜どうでしょうDVD第9弾「北海道212市町村カントリーサインの旅Ⅱ/サイコロ4~日本列島完全制覇~」/北海道テレビ放送株式会社 より
原付日本列島制覇
原付(カブ)で東京から高知・桂浜へと向かう道中、移動3日目。
(もはや当然のように乗るようになったフェリーで)三重県に入ると、道沿いの電柱や土産店は「赤福」の看板で埋め尽くされた。
終わらない「赤福」コールを受けながら、前だけを向いてひた走るミスター。
「赤福!赤福!」「すごいアウェイな感じですよね」「すごいな」
その日の宿、話は明日の行程についての打ち合わせへ。
過ぎた3日目の行程では雨で装着できなかった、本企画のカブのメインカスタマイズである「マルシン出前機」(重さ約14キロ)。
ディレクターとしてはこのまま忘れるわけにはいかないが、ミスターには載せた距離の分だけ負担がかかる。特に山道を200キロ行く明日の行程。譲れない互いの願い、決めるとなれば。
「マルシン出前機を積まない方がいいのか?」「これはね決められないわけです」
「やっぱり勝負で決めたいわけだよ俺は!」
三重県の終わらない沿道の「赤福」コールの結末は、ここでやってきた。久しぶりの「甘い物早食い対決」。
「そうかぁ…」「ここでかよぉー」「200キロマルシンて…」「ミスター本当にやばいよこれ勝たないと」
目を見開き、鼻から水を噴射し、涙まで流しながらのミスターの魂の戦い。
「死んじゃう死んじゃう死んじゃうミスター死んじゃう」「だめだってミスター」
そしてその奮闘の結果を水の泡とする、代理人の大泉さんの事後交渉。
「明日マルシンは100キロまでで」「ずいぶんミスターに甘いなぁ藤村くん」
「100キロ走り切った時点でもうひと勝負すればいいじゃないか」「ミスターが勝ったら残りの100キロは免除してくれ」「ちょと待て」「今の勝利はなんなんだよ」「僕が今ねぇまとめましたから話を」
この企画では専属カメラマンが同行している為、初めてファインダー越しではなくその目でロケを見守る嬉野D。この「赤福」対決を生で見ていた感動を後のトークで語ることになる。
※水曜どうでしょうDVD第9弾「北海道212市町村カントリーサインの旅Ⅱ/サイコロ4~日本列島完全制覇~」/北海道テレビ放送株式会社 より
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