赤福

あかふく

水曜どうでしょう」に登場したグルメ「赤福」についての情報ページです。

基礎知識から番組登場シーンまでを詳しく紹介しています。

「赤福」とは...

赤福(あかふく)」は、餅の上にこしあんをのせた三重県伊勢市名物の餅菓子。「株式会社赤福」が製造販売する。

1707年に誕生。形は伊勢神宮神域を流れる五十鈴川のせせらぎ、餡の三筋は清流、餅は川底の小石を表す。

伊勢神宮内宮前「おかげ横丁」の川沿いに本店があり、美味しい番茶と共に出来立ての赤福を食べることができ、作る様子も見ることができる。

「水曜どうでしょう」では...

  • ミスターにとっての天敵のひとつで、“赤福とずんだは僕にとっては2トップ”と発言している。
  • 【サイコロ4】第5の選択で「伊勢神宮」を訪れた際、赤福本店に立ち寄り、ミスターは3皿(合計9個)を完食して生き地獄を味わった。
  • 【原付日本列島】では沿道の看板の「赤福」コールが続く三重県を走った後、伊勢神宮近くの旅館「斎王の宮」にて「マルシン出前機」搭載を賭けた“赤福対決”が行われた。ミスターは全身全霊の戦いを見せ、その後の大泉さんによる交渉でその奮闘は水の泡となった。

お取り寄せ情報

公式オンラインショップにて、「赤福」宅配サービスが利用できます。(夏季および遠隔地を除く)

https://shop.akafuku.co.jp/

「水曜どうでしょう」での登場シーン詳細

サイコロ4~日本列島完全制覇~

サイコロの旅第4弾。

2日目、登山家大泉さんとの「黒部・立山アルペンルート」を終えて午後5時半。信濃大町駅前にてミスターが振った第5の選択は、「伊勢神宮でお参り 伊勢(三重)」。

公共の交通手段はなく、夜通しレンタカーを走らせ、午前3時29分「伊勢神宮」に到着。

狭いレンタカー車内で仮眠後、大鳥居を背に大泉さんが振った第6の選択は「無理して近づく新幹線 仙台」。松阪牛の目は出なかったが、ようやくまともに北上することができる。

そうと決まればと足早に歩き出すミスターを、何やら意味有りげに呼び止める藤村D。

「ミスター」
「なになになになに…いらないよぉー」「いらない、名物はいらないぞぉ」
「オレはさっきその文字見てすごいここに来たことを後悔してるんだ」

伊勢神宮前の「おかげ横丁」内には、伊勢の名物餅菓子で有名な「赤福」の本店があるのだ。

「ミスターせっかく来たんだから名物のひとつも食っていこうや」「赤福っていうね」
「あの…見た目全部あんこに見える箱だろ?」

赤福本店、五十鈴川を眺める縁側席にて、ミスターに朝食が用意される。

「ぜんぶあんこだ」「よぉっ」「おぉっ」
「痛々しい顔しないでね、使えなくなるから」「あっ…」「だめだそれ使えない」
「もうそろそろそれ最後にしといた方がいいよ」「何言ってんの大好きだもぉん」

甘い物が大好きなミスターは「赤福」を3皿(合計9個)完食した。

「これ以上やるとね本当にダメだから」「やめとこう」
「死んじゃっちゃおもしろくない」

※水曜どうでしょうDVD第9弾「北海道212市町村カントリーサインの旅Ⅱ/サイコロ4~日本列島完全制覇~」/北海道テレビ放送株式会社 より

原付日本列島制覇

原付(カブ)で東京・羽田から高知・桂浜を目指した4年ぶりの旅企画にして原付(カブ)企画最終章。

3日目、(もはや当然のように乗るようになったフェリーで)三重県に入ると、道沿いの電柱や土産店は「赤福」の看板で埋め尽くされる。

終わらない「赤福」コールを受けながら、前だけを向いてひた走るミスター。

赤福赤福!」
「その中をミスターが…」「赤福とずんだは僕にとっては2トップだから」
「すごいね看板が…」「すごいアウェイな感じですよね」

引き続きコールは続く中、雨で冷えた身体を伊勢うどんで温め、赤福のことは一同忘れ去ったかのように思われた。


その日の宿、話は明日の行程についての打ち合わせへ。

過ぎた3日目の行程では雨で装着できなかった、本企画のカブのメインカスタマイズである「マルシン出前機」(重さ約14キロ)

ディレクターとしてはこのまま忘れるわけにはいかないが、ミスターには載せた距離の分だけ負担がかかる。特に山道を200キロ行く明日の行程。譲れない互いの願い、決めるとなれば。

「マルシン出前機を積まない方がいいのか?」「これはね決められないわけです」
やっぱり勝負で決めたいわけだよ俺は!」

三重県の終わらない沿道の「赤福」コールの結末は、ここでやってきた。

「そうかぁ…」「ここでかよぉー」
「200キロマルシンて…」「ミスター本当にやばいよこれ勝たないと」

ミスターが先に2個食べきってからスタートのハンデ戦。

久しぶりの“甘い物早食い対決”は、想像を絶するミスターの独壇場となった。

「2個は食わなきゃいけないのね」
「腕上げてるね」「早いぞ」
死んじゃう死んじゃう死んじゃう」「ミスター死んじゃう」
「ミスター ダメだって」

目を見開いて鼻から水を噴射し、涙を流しながらのミスターの魂の早食い。

大魔神は見る影も無くその姿に気圧され、戦いは終わった。

そしてその奮闘の結果を水の泡とする、代理人の大泉さんの事後交渉が始まる。

「わかりましたミスター…明日マルシンは100キロまでで」「ずいぶんミスターに甘いなぁ藤村くん」
「また…いつでも挑んできて下さい」「だから…100キロ走り切った時点でもうひと勝負すればいいじゃないか」「ミスターが勝ったら残りの100キロは免除してくれ」
「ちょと待て…」「今の勝利はなんなんだよ」
僕が今ねぇまとめましたから話を

この企画には専属カメラマンが同行していた為、初めてファインダー越しではなくその目でロケを見守った嬉野D。この赤福対決を生で観戦した感動を、彼は後の宿(龍神温泉「上御殿」)にて語ることになる。

※水曜どうでしょうDVD第9弾「北海道212市町村カントリーサインの旅Ⅱ/サイコロ4~日本列島完全制覇~」/北海道テレビ放送株式会社 より

カテゴリ:食/グルメ

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