ホテルエリート
基礎情報

「ホテルエリート(Elite Alpine Lodge)」は、スイスのサースフェーにある宿泊施設。
「ロッジ(Lodge)」のスタイルであるが、ホテルと同等のサービスで、到着時や出発時は電気自動車での輸送サービスもある。また、サウナやスチームバスも完備。バルコニーやサンデッキからサースフェーの壮大な山々と氷河の世界を見ることができる。
「水曜どうでしょう」では
- 【ヨーロッパ1】にて17号室に宿泊。番組では「ホテルエリテ」と紹介されている。
参考リンク
-
公式ホームページ「Elite Alpine Lodge」
https://www.elite-saas-fee.ch
「水曜どうでしょう」での登場シーン
ヨーロッパ21ヵ国完全制覇
西ヨーロッパの21ヵ国を完全制覇するべくレンタカーを走らせる。
リヒテンシュタインを出発してスイスに入国した移動5日目、イタリアにまで足を伸ばしいと考えていた一行だったが、難所「フルカ峠」に苦戦。
時間的に難しくなり、アルプスの壮大な山々が間近にそびえるというスイス・サースフェーに宿を構えることになる。
「そこで一泊せざるをえない」「スイス脱出ならずと」「山をじっくり見ようではないかと」
サースフェーの無人インフォメーションにて、「エリテホテル」に電話。
大泉さんが見事英語で予約を完了。
「これは期待できるよ」
「おぉ」「どうですか」「どうやら、ホテルタクシーが迎えに来ると」「すごいじゃないか」
「エリテホテル…?」「132?」
揺れる電気自動車でのお迎えでホテルへ。
大泉さんを面白がって見ていた受付の女性が部屋に案内してくれる。明朝、天気が良ければベランダから4千m級の山々が見れるとのこと。
「この辺見えてるのは違うんですね」「もっとスゴイ!」
翌朝、ベランダから外に向くカメラ。
このためにサースフェーまでやってきたどうでしょう班の眼前には、当然のように、お目当ての山々がほとんど見えない曇天があった。
「あいにく、雲がかって…」
「…見れないと」「全然わかりません…」「残念ながらねぇ」
あいにくの天気に気を遣ってくれたのか、ホテルの方からこの辺の山に生息する動物(マーモット)餌付け用のニンジンを渡されるも、サースフェーに来たことによってさらに時間的に押しているどうでしょう班には、そんなことをしている暇はなかった。朝の親切に、リヒテンシュタインで出会った大男フリッツの顔が重なる。
移動5日を終えて、ヨーロッパ21ヵ国中9ヵ国制覇、まだ半分も行っていない状況に嘆き、移動6日目の行程を決定。嘆きついでにスイスの帽子で決めている大泉さん。実はパンにハムとチーズというヨーロッパお決まりの朝食スタイルに嫌気がさしてきており、またヨーロッパの水も身体に合わずにかなり弱っていた。
「かわいいというか、でけぇネズミ、モグラみたいな…」「ニンジン渡されて」「親切ですねぇ」「どうもこっちの人たちは朝余計なことするやつが多いですね」
「イタリアをスコンと行くのはどうかなぁ」「クソ寒いとこ連れてこられてさぁ…」
「僕はもうかなりホームシックなんだ」「朝食食えないんだよもう…うんざりなんだよ」「ハムとパンのねぇ…」「やっぱ合わないんだなぁ、海外ってぼくは」
移動6日目、とりあえずイタリアをスコンと姑息にかすめてスペイン方面へ行くため車を走らせていく。この日がヨーロッパきっての試練の日となることは、まだ誰も知らない。
※水曜どうでしょうDVD第7弾「ヨーロッパ21ヵ国完全制覇」/北海道テレビ放送株式会社 より
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