ガストホフレーヴェン
基礎情報

「ガストホフレーヴェン(GASTHOF LÖWEN)」は、リヒテンシュタインの首都ファドゥーツにあるホテル。14世紀の建物を改装したホテルで、アンティーク家具などが配置。
※周辺のドイツやスイス領内にも同名のホテルあり注意。
「水曜どうでしょう」では
- 【ヨーロッパ1】にて宿泊。支配人Mr.フリッツ登場。
「水曜どうでしょう」での登場シーン
ヨーロッパ21ヵ国完全制覇
西ヨーロッパの21ヵ国を完全制覇するべくレンタカーを走らせる一行。
ドイツ古城街道を出発した移動4日目は、オーストリアをほとんど車で通過し、リヒテンシュタインへ。
国数を稼ぐ合宿計画を考えているミスターは不服ながらも、小国に焦点を当てたい等の理由を付け、リヒテンシュタインの首都ファドゥーツで見つけたホテル「ガストホフレーヴェン」に宿泊。
「首都がまず…」「なんだっけ?」「人口がね5千人」「嘘でしょ」
「あ泊まるの?」
「首都にホテルが何軒?」「10軒」
このホテルでは、愉快な大男フリッツとの出会いが待っていた。
異国の4人組を明るく迎え入れ、広くてかわいい部屋に案内、カメラ目線で切れた電球を替えてくるMr.フリッツ。
「ドゥユノー サッポロ?」「Yeah!」「ウイ・アー・スキーチーム」
「デカイですね」
「かわいらしー部屋」「なんですか?天井引っこ抜こうとしてんのか?」「今このスイッチ入れたらあのおっさん…」
夕食はホテルのレストランにてフルコースをいただき、大泉さんの目もたびたび白くなる。
支配人Mr.フリッツからのお酒で、大泉さんと藤村Dは風神と化してしまう。
「かなり高い料理だから期待できんじゃない?」「土井プロデューサー怒んないの?」
「これはうまいね」「ライス食べてごらん」「忘れてたこの味」
「This is from chief.」「あのオヤジだね」「なにこれ?」「かなり強い」
「サヨナラ」「オヤスミ~」
すっかり酔っぱらって戻った部屋で、大泉さんは絵画鑑賞。
「おぉっ」「そうかそうか…まさかここで、シャガールに会えるとは」「これは…」「ミレーって書いてある」
「ここに来た人は全員ねぇ、これをぉミレー」
「大泉さんこの押し花みたいのは」「おぉっ」「デがすた」
翌朝も支配人Mr.フリッツはリヒテンシュタインジョークを交えながら歴史あるこのホテルを案内。
彼の親切はまだ続く。どうでしょう班の持っていたクマのプーさんの風船がしぼんできているのを見ると、大泉さんを連れ出しお店へ。初日にイギリス・ハートランドで購入、ここまで旅を共にし疲れていたプーさんがパンパンによみがえる。
「底知れない魅力を秘めた方ですね」「なんともアラジンと魔法のランプの…」「我々の夢をどんどん叶えてくれますね」
「プーさん生き返りましたよぉ!」
「良い国でしたねぇ本当に」
どうでしょう班は1人の大男との出会いによってリヒテンシュタインという国自体にとても良い印象を受けた。旅とはそういうものなのかもしれない。
この後、この親切が原因で思わぬ悲劇を生むことになるのだが、それはまた別の話。
移動5日目、出発が少し遅れた4人は、スイスへ向けて走り出す。
※水曜どうでしょうDVD第7弾「ヨーロッパ21ヵ国完全制覇」/北海道テレビ放送株式会社 より
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